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大倉順憲さんの日記

  • 2019

    4月

    21

  • 井上淳一監督 「誰がために憲法はある」(神楽座試写)を観て。

    原作が左翼芸人といわれる松元ヒロ。監督が若松プロにいた井上淳一(「戦争と一人の女」「止められるか、俺たちを」は秀作!)。音楽が頭脳警察のPANTA。そして主演が名優渡辺美佐子とくれば「憲法くん」は、必然と鮮やかに浮き上がってきた。ポレポレ東中野でまもなくロードショーされるということだが、出来ることなら8月まで頑張って欲しい。制作にクレジットが入ってた「長谷川和彦」って、あのゴジのことか?


  • 2019

    4月

    18

  • 中島みゆき「夜会工場 VOL.2」劇場版(渋谷ショウゲート試写)を観て。

    こりゃ中島みゆき劇団だ。ひとりでやってるのかと思ったら、他にもシンガー兼アクター&アクトレスがいたんだ。圧巻の構成力、間延びしないほどの寸劇の尺と朗読、そしてMC。1曲も知らなかった俺でも圧倒された。いつもチケット完売になるわけだ。中島みゆき以外の出演者は、歌も演技も踊りも出来るなんてご立派。そんなに若くないのに。でもちょっと2時間強の尺は、長かったかな。


  • 2019

    3月

    30

  • 「松元ヒロ ひとり立ち」(新宿紀伊國屋ホール)を観て。

    3月28日(木)19時。初日。ピエール瀧、アベ政治、オリンピック…諸々に言及し、笑いとともにスカッとさせる話術は見事。自身が体験した駅伝話から金栗四三の生涯を語る構成は、感動。ラストの映画「こんな夜更けにバナナかよ」の語りは、松元氏も敬愛するマルセ太郎を思い出させた。左翼芸人と呼ばれているけど、芸人こそ反社会的な目線を持たなくてはいけないのではなかろうか。


  • 2019

    3月

    13

  • テアトロジャージャン第15回公演 「緑のサイクリング」(恵比寿テアトロジャージャン)を観て。

    3月12日。初日。桃井章作・演出。デビッド・リンチ的展開というか、ストーリーテリングがモヤモヤして話が進まない。「どうなってるんだ」「どういうことなんだ」「桃井さん、テレビや映画では分かりやすいホン書いてたろう」後半、ようやくじんわりと構成の意味が滲み出てきた。もう、これって桃井さんの「ドグラマグラ」なのだろうか?断筆宣言されてから自由奔放にありったけの脳ミソを放出されているようだ。終演後、そこに...


  • 2019

    3月

    01

  • クリント・イーストウッド監督 「運び屋」(よみうりホール試写)を観て。

    「グラン・トリノ」から、もう10年かあ。ちょいと猫背になったけど、さすがイーストウッド。やはりアウトロー役が似合うぜ。御年88才!ひえーっ!「笠智衆88才没」「大滝秀治87才没」だよ。こんなファンキーな役、日本で誰がこの年で出来る?しかもバリバリ現役美女と3P(映画の中だけだけど)夢を持たせてくれるなあ。儲けた金を家族や他人に使うというところがいいし。スマホ、ネット等への現代風刺批判というのもスパ...


  • 2019

    2月

    23

  • ピーター・ファレリー監督 「グリーンブック」(試写・神楽座)を観て。

    絶賛。大絶賛。きっとアカデミー賞総なめするだろう。アメリカ、こういう題材好きだからな。オッサンふたりがクリスマスイヴに帰るというところが、ロマンチックでいいじゃないか。いい年こいて「グリーンブック」というワードさえも知らなかった自分を恥じた。 ヴィゴ・モーテンセンが良い。あんなに腹が出てるのに、かっこいい俳優は他にいないぞ。 「チクリ役」ジョニーを演じた俳優が計算された演技で、目が離せなかった...


  • 2019

    2月

    09

  • 六角精児バンドLIVE (下北沢ラ・カーニャ)を観て。 

    2月7日(木)19時半。ライブ前にちょいと一杯ひっかけようとラ・カーニャ近所の焼鳥屋で呑んでいると、ドヤドヤと六角バンド全員来店。なんだよおい。いつもは餃子の王将じゃなかったのか。こちらの方が先に店を出て、ラ・カーニャで待つ。本番ギリギリにいいこんころもちになった六角達がおっとり刀でやってきた。どれだけ呑んでんだよ。 観るごとに、ゆるくなってきた六角バンド。相棒全盛時は少し肩に力が入っていた感が...

    五十田安希ひとり芝居公演 「女優 松井須磨子」(池袋 東京芸術劇場 シアターウエスト)を観て。

    1月30日(水)14時。没後百年になるそうだ。松井須磨子。1970年代から公演をし続けているそうだ、このひとり芝居。それだけに、場所設定と時代が各幕ごとに、うまく分けられていた。日劇出演を喜んで「日劇!日劇!」と踊る姿には爆笑。御年80才を越えるそうだが、かなりの力演、熱演。終演後、ロビーで座ってお見送りをする姿に、ベテラン女優の清々しさを感じた。


  • 2019

    1月

    01

  • ブライアン・シンガー監督 「ボヘミアン・ラプソディー」(新宿TOHO)を観て。

    2019年元日朝9時45分からの回。案外客入ってたな。これだけ話題になったのに観に行けず、出遅れた感があるのでいつ観るかと迷っていたのだが、ようやくこんな朝に観た。「感動した」「3回観に行った」「泣いた」という友人が多いのだが、スマナイ。どれも当てはまらなかった。俺は。まず、クイーン・サウンドがあまり好みでは無いというところだ。中高生の頃、ONTIMEで「華麗なるレース」「オペラ座の夜」など擦り切...


  • 2018

    12月

    20

  • ヘンリック・イプセン原作 「民衆の敵」(渋谷シアターコクーン)を観て。

    12月10日(月)ジョナサン・マンビィ演出。堤真一主演。まあ、見事な主演だ。2時間15分。ほとんど出ずっぱり。よくもあんなに台詞をしゃべれるもんだ。しかも社会派な話なんで無駄な場面がない。あ、映画版では、マックィーンがやってたからな。この役。舞台好きとは聞いていたが、ご立派堤真一。熱弁する姿に「スミス都へ行く」のジェームズ・スチュアートの影が見えた。なるほど。女優さんからモテるわけだ。と納得。でも...


  • 2018

    11月

    20

  • 舞台「鉄コン筋クリート」(天王洲銀河劇場)を観て。

    11月18日(日)。松本大洋の原作は少ししか読んでないが、これ、村上龍の「コインロッカーベイビーズ」をモチーフとしているのだろう。オマージュか。特にメインキャストの「シロとクロ」は「キクとハシ」だ。近未来で非現実的な設定が、70年代初頭のアングラ演劇のようなエッジを聴かせた脚本と演出でマッチしていた。ただ初日のせいか、音響のメリハリがもうちょっと効いていて欲しかったけど。ヤクザの鈴木役を演じる中西...



大倉順憲

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大倉順憲


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