2022-02-09

清水崇監督「牛首村」(東映本社第一試写室)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

 古びたホテル、双子の姉妹…あ。「シャイニング」じゃねえか。
 双子が忌み子とされていたのなんて、ずいぶん昔の事だと聴いていたが、よくも掘り返してくれたな。「双子の片割れに牛の首を被せて始末する」。これは、畜生腹に戻すという意味なのだろうか。いや、考えすぎか。俺。ま、キューブリックへの、いやスティーブン・キングへのオマージュだととらえておこう。

 先日、観た濱口竜介監督の「偶然と想像」。3編のオムニバス、それぞれに出てくる自分自身と向き合いながら、相手の深層心理を突く会話劇。ふと、今日久々に色川武大の「狂人日記」を読み返し始めたら、どこか似てるぞ。おいおい、頭おかしくなっちまうぞ。もうちっと、スカッとする映画作ってよ、日本映画界の皆様。

 石原慎太郎よりも、西村賢太の突然死に驚いた。
痛風と腰痛持ちだったというが、そんなことで死ぬんだったら、六角精児なんて、もう即死だ。いや、3回程死んでるのかも知れない。

 何か最近、原因不明の突然死が多くないか。何かおかしくないか。ワクチン打っても感染するって、やはり利権の噂を疑ってしまう。そのうち感染者に牛の首でも被せてしまうンじゃないか、この日本は。

 で、「牛の首」。ザ・リリーズを、こっそり出演させていたところは秀逸。
あ、俺も双子だった。二卵性だけどさ。牛の首被るとしたら、もちろん俺だナ。

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大倉順憲

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