この監督は、爬虫類系やウーパ―ルーパーとかヒラメ系の面構え女優が好きなんだなあ。
おまけに、(男にとっては)とても面倒くさくてウザったい…といったキャラクターの女(もちろん、これは脚本上で)の設定。なにか、よほど辛い恋愛体験や女性へのトラウマがあるのではなかろうか。曲がり過ぎてるぞ。もどってこいよ。演出は面白いけど。
今、流行りなんだな。こういったナチュラル・トーンの会話劇で、自分をさらけ出すのが。
観ているこちらが追い込まれて身につまされる思いになってくるのは、如何なものか。俺のロクデナシ女性経験のせいか。スマナイ。東大出の監督に文句などを。FUCK!たくさん賞を獲れるでSHOW!
あ、どこかでこのタッチの映画を観たことがあると考えていると、ジョン・カサヴェテス監督の「フェイシズ」「オープニング・ナイト」だ。主演のジーナ・ローランズは、美人でした。名作「グロリア」では、リボルバーをぶっ放す恐いオバチャンだったけど。
ラストに出てくる俺の河井青葉ちゃんは、今回はセクシャルダイナマイトなシーンが無くてもOK。いいねえ。色っぽいねえ。あえなくドッピュン。迷わず昇天。それと、チンピラじゃない渋川清彦が好演。