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  • 大倉順憲さんの日記
  • 2015年03月

  • 1-13/13

大倉順憲さんの日記

  • 2015

    3月

    28

  • 木村文洋監督 「愛のゆくえ(仮)」(ポレポレ東中野)を観て。

    出演:前川麻子 寺十吾 2人芝居の舞台も、映画になるんだ。気合いを入れれば。これは、かなりの力作。 よくぞやってくれた。モノクロの画面からひしひしと伝わってくる、男と女の微妙な緊張と堕落。諦観と希望、いや夢か。もはや「抱く」「抱かれる」という原点にしか、その愛を見いだせなくなってしまっている2人。洗濯機の前で全裸になる前川麻子に、触れようとする寺十吾のやるせなさ。前川麻子の説得力が内包され...

    ルキノ・ヴィスコンティ監督 「家族の肖像」(VHS)を観て。

    再見。なんど観ても、色っぽい映画だなあ。しかし、俺が50を過ぎた今観ると、ヴィスコンティの作り手側の「家族」という組織への願望がよくわかる。偽りの血族と崩壊、そして死。「死」を、これは現実からの逃避と見るか、個人の美学と見るか。う~ん。俺だったら、シルヴァーナ・マンガーノに抱かれて死にたいなあ。


  • 2015

    3月

    22

  • 石川淳一監督 「エイプリルフールズ」(一ツ橋ホール試写)を観て。

    気鋭の脚本家だけに、けっこう期待してたのだが…何故うまくいかないのだろう。ロバート・アルトマンの「ショート・カッツ」の様に。発想や展開はとても面白いのに。テレビドラマのサイズなんだよなあ。しかし、その中でも寺島進の俳優としての立ち方は、郡を抜いていた。お得意のヤクザ役はもちろんハマってるのだが、娘との別れのシーンや、最後に子分へ「ありがとうな」と告げるところなど、小津映画に通じるモノを感じた。モノ...


  • 2015

    3月

    18

  • マイケル・ウィンターボトム監督 「イタリアは呼んでいる」(ショウゲート試写室)を観て。

    グチャグチャくだらないことを喋りながら、ベチャベチャと下品にメシを喰う男2人の珍道中…の話。配給会社の方々、申し訳ないけど、そう感じてしまいました。だって「アメリカン・スナイパー」とハシゴして観てしまったのです。これは、喰いあわせが悪かった。胃が痛くなるほどの激辛ラーメンを大盛りで喰った後に、イタリアンフルコースは食べれません。俺が悪かった。映画は1日1本にしよう。

    クリント・イーストウッド監督 「アメリカン・スナイパー」(渋谷TOHO)を観て。

    全編、肩がこる程の緊張感があふれる映像。戦争を知らない子どもたちだけど、人を殺して傷つけて良いものか、悪いのかぐらいなら分かっているつもりの世代だ。俺は。今、日本でも毎日のように親殺し、子殺しといった事件が発生し、なんだか「殺人」が慣れっこになってしまって、あまりニュースに刺激を感じなくなってしまっているのが正直な現実だと思う。いつだか、30代のTVのコメンテーターが、赤ん坊のことを「それはひとつ...


  • 2015

    3月

    06

  • 大森立嗣監督 「まほろ駅前多田便利軒」(DVD)を観て。

    「探偵物語」+「傷だらけの天使」-痛快さ-猥雑…といったカンジ。ちょいと説教臭いのが俺には苦手なタイプ。片岡礼子ちゃんの、コロンビア風俗嬢っぷりが良かったけど。あ、若手刑事役の三浦誠己が、一発だけのヤンキーブリブリセリフで存在感を発揮。いいねえ、この人。それと、久しぶりに吉井有子も出来てきたし。


  • 1-13/13

大倉順憲

ゲストブロガー

大倉順憲