大倉順憲さんの日記
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2013
1月
27
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第15回 下北沢りゅう寄席 新春特別企画 「柳亭こみち」
柳亭こみち 都都逸親子 兵庫船 中入り 二番煎じ 21名
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2013
1月
24
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山中貞雄監督 「丹下左膳余話 百萬両の壺」(DVD)を観て。
何回観ても飽きない。たいした話でもないのに。なんだこの映画のパワーは。大河内伝次郎の殺陣の鋭さ!子役の自然さ。分かってるんだけどオモロイカットオチ。「人情紙風船」も観ようっと。
廣木隆一監督「軽蔑」(DVD)を観て。
中上健次原作だから、ロケ地は和歌山だろう。たぶん新宮市。歌舞伎町と新宮の路地。いいんだけどなあ。主演女優さん、かなり深いとこまでさらけ出してくれてるからイイんだけど、高良健吾と大森南朋が取り合ったり路地中の男たちがヤリたがったりするほどまでのイイオンナには見えない。惜しい。海辺の燃え上がる洋館の中で佇む緑魔子さんに10点。こんなシーンが似合う女優は他にいないぞ。高良健吾が初めてイイ俳優だと思った。...
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2013
1月
21
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THE COLLECTORS“NEW YEAR CHAMPIONSHIP”LIVE(渋谷クアトロ)を観て。
ド派手なピンクのペイズリーというか、サイケというか、ビートルズの映画「イエロー・サブマリン」の衣装というか、こんなの特注で作らなきゃ無いのとちゃうのというスーツで、ボーカルの加藤ひさし氏登場。細身のダークスーツのギター古市コータロー氏、渋めのグラサンでキメたベース小里誠氏、エッジっぽい印象を受けるドラム阿部耕作氏。見た目のバランスが良い。静と動、オッサンと子供、傲慢と繊細、不良と優等生、などなど...
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2013
1月
20
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映像集団「チーム・カラハリ」短編映画 『アイドル7×7監督』.(渋谷アップリンク)を観て。
①『それにしてもミクのやつ』 主演・石原 美優 × 監督・太田 博 ●主演の二人とセリフの出し方に、大林宣彦監督の初期作品の様な、初々しさを感じた。 ②『EVIL/NOBLE』 主演・工藤 亜耶 × 監督・天野 邪子 ●是非、長編で観てみたい。欲を云えば、主役の女の子がエッジに至るワンシーン、(いやワンカットでも)が欲しかった。 ③『ふたりあそび』 主演・黒...
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2013
1月
18
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ベン・アフレック監督「アルゴ」(ヒューマントラストシネマ渋谷)を観て。
おーっ!アラン・アーキンを久しぶりに観たぞ。「暗くなるまで待って」だ。いいねえ。出てくるだけで画面が引き締まる存在感。ジョン・グッドマン、いいねえ。登場のBGに使われたストーンズの「LITTLE T&A」がまたシブい。こんなオモシロイ(と云っちゃ不謹慎だけど)事件が本当にあったとは知らなかった。ベン・アフレック、よく監督しながら主演をつとめたなあ。脱出する飛行機が離陸した時、心の中でガッツポーズ...
入江悠監督「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」(DVD)を観て。
PART1で無名の俳優たちが奮闘して、あまりにも秀作だった為に、PART2は如何なモノかとちょいと敬遠してたのだが、驚くほどの傑作だった。メインの女優、山田 真歩に目が離せない。冒頭のババクサイ下着での寝起きシーン、配達バイクでの疾走、特にラストの「こんにゃくラップ」にはジーンときた。ラップって、黒人しか成立しないと思っていたが大間違い。ン日本語、日本人でもいいんだ。エンドロールの踊り(?)も秀逸...
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2013
1月
13
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千葉泰樹監督「へそくり社長」(DVD)を観て。
「社長シリーズ」の第1作、とあったから観たのだけど、なんだかタラタラしたテンポでイマイチ。越路吹雪の尻の下にひかれている森繁もイマイチ。いや越路吹雪と合ってないのか。 なんだか暗いもんなあ。コーちゃん。今では考えられない役柄、わがままオネエチャンを演じた八千草薫に目が釘付けになる。
李闘士男監督「ボックス!」(TV)を観て。
平成の桜木健一(と俺が勝手に名付けている)市原隼人主演の浪速のボクシング映画、ときたら、「どついたるねん」「ロッキー」「ボクサー(寺山修司)」の焼き直しだろ・・・と思ってたのに、最後は不覚にも泣けた。あかん。やっぱりストレートなスポ根浪花節に弱いわあ。 浪速の街の人々役のエキストラの使い方が秀逸。さすが西成区出身の李監督。ボクシング部を辞めて、ちょいとグレた時の市原の衣裳には笑えた。そうそう、...
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