アメリカ・ミシシッピー州を舞台にした、黒人家政婦たちと白人セレブの話。
以前、池袋のシネマ・ロサで何かの映画を観る前に小腹が空いてたモンだから、映画館の近所の回転寿司屋に入ったところ、黒人の板前さんが握ってたことがあった。真っ黒な手で握られたマグロを見たとき、「ああ黒人差別ってなんだかわかるな」と思ったことがあった。もちろん清潔な手なんだろうけども、ハッキリ言って美味しくは頂けなかったのを覚えている。
そんなことを思い出しながら観た。
シーリア役のジェシカ・チャステインにゾッコン!
かわいいバアチャン役が、あのシシー・スペイセクとは分からなかったぞ。
憎まれ役が全員美人なのが、また良いぞ。
ラストがハッピーエンドじゃないところが良い。
そうなんだ。永遠に続くんだ。差別は。だけど主張しなきゃいけないんだ。なんだか中学生日記の台詞みたいになってしまったけど。