2011-09-06

チャン・イーモウ監督「女と銃と荒野の麺屋」(試写)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

コーエン兄弟のデビュー作「ブラッド・シンプル」のリメイク。
麺屋の旦那役は、蜷川幸雄に。その女房役は、藤原紀香に。その愛人役は、ワハハ本舗の梅垣氏に。警官役は、有薗芳紀さんに。皆、ちょい似だ。そう思って観ていると、このちょい似キャストで日本版を作ったら面白いと感じたのだが…。タイトルも、ピーター・グリーナウェイ監督の「コックと泥棒その妻と愛人」にちょい似だし。やはり人は目の前の金に弱く、女は強いということか。OPの製麺シーン、まるで中国雑技団のようで鮮やかだったけど、ラストの余韻を残す(後味の悪い)終わり方は、なんだかスッキリしなかったなあ。
 あ。警官役は、有薗さんにも似ているが、下元史朗さん(ピンク映画の名優)にも似てたぞ。だからどうした。ということでもないけど。

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大倉順憲

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