2021-10-02

ウディ・アレン監督「ブルージャスミン」(DVD)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

 見落としてた作品。
 以前、躁鬱な女性と交際してたことがある。どうも俺は躁鬱なご婦人と気が合うらしい。だって、ひとりではなかったからだ。俺の方が好んでいるのだろうか。いやいや、けっこうキツイところがあるぞ。あったぞ。そんなことを思い出しながら観ていると、エンディングの先行きが心配になってしまった。(ちょいと「欲望という名の電車」にも似てたが)

 ケイト・ブランシェット。上手いねえ。演技を“上手い”と表現するのはあまり好きではないのだけれど、こういうのを上手いというんだと思う。ウディ・アレンは、セレブリティの世界を揶揄すると本領を発揮する。ブルックリン生まれのユダヤの底力だ。ミア・ファローがなんだ。ダイアン・キートンがどうした。幼児虐待…これは如何なものか。クリント・イーストウッドも凄いけど。ウディ・アレンも御年85才。負けちゃいないぞ。だけど、監督本人が出演しない作品の方が面白いと思うのだが。

 

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大倉順憲

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