2020-09-05

アレックス・コックス監督 「シド・アンド・ナンシー」(DVD)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

もう32年前になるのか。シネマライズ渋谷で観たんだっけ。忘れたぞチクショウ。ゲイリー・オールドマン、これとか「JFK」ン時が一番良かったンじゃないかな。「レオン」の頃は、ちょっと変人奇人俳優のレッテルを張られ過ぎていた感がある。日本で言えば、田口トモロヲさんなんかは、年齢とともにオッサン化していったから良かったけどさ。あ、「プロジェクトX」ナレの影響があるか。ま、そんなこたあどうでもいいや。
20代の時、これ観て「シド、最高!」と感化され、俺も体中鉄ピンが打たれた革ジャン着て髪の毛を白菜のように逆立てて新宿をブラブラしたもんだけど。今、還暦近くで見返すと、ただのヤク中じゃないか。ちーともカッコイイなんて思わなかったぞ、シド。じゃあ、まるまるとデブってもいまだに唄ってるジョニー・ロットンはどうなんだ。頭脳警察のPANTAさんの方が太ってるじゃないか。じゃあいいか。俺はどうなんだ。ふざけるんじゃねえよ!
ラストシーンでタクシーに乗ってやってくるナンシー・スパンゲンが秀逸。これですべてが救われた。女神ってスゴイな。いや、オンナだな。

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大倉順憲

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