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  • 大倉順憲さんの日記
  • 2015年09月

  • 1-6/6

大倉順憲さんの日記

  • 2015

    9月

    19

  • ミミ・レダー監督 「ペイ・フォワード 可能の王国」(VHS)を観て。

    と~てもいい話なんだけど。ラストも劇的、いや演劇的にも見えて秀逸なんだけど、だんだん主演のハーレイ・ジョエル・オスメント君の芝居がクサくなってくる。なんだか日本の売れてる子役の如く、わかりやすい泣きの演技なんかしやがる。ちょっとこれはいやだな。ケビン・スぺイシ―の抑えた演技は好きなんだけど。

    マルコ・ベロッキオ監督 「夜よ、こんにちは」(DVD)を観て。

    イタリアの巨匠と聞いていたが初めて観る。実在の事件をモチーフに描いているのだけど、謎に満ちた場面(観客への問いかけ)が多くて、少々疲れる。タイトルのシナリオを書いていた青年は、監督の分身なのだろうか。何故、逮捕されたのだろうか。ラスト、夢の中の解放と現実の処刑はわかるのだけど、何か物足りない。事実から湾曲してても良いから、監督なりの解釈を俺は観たかったな。


  • 1-6/6

大倉順憲

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大倉順憲


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