ムダの無い脚本。愛すべき役柄のオッサン達と紅一点。非日常のようだが、どこかで会ったことあるような役柄の背景。ミュージカルの舞台に立っていた僕にとって、自分自身の過去をも笑い飛ばしてしまった。「才能の無いモノが、何故こんなことをやってるか、なんて考えるんだ」のセリフにはおおいに納得。納得。自己批判。65分でどうまとめられるのかと考えたが、ラストのオッサン・ダンスには目頭が熱くなった。やられた。こういうの弱いんだよね。ズルイぞ!前川麻子
ひとつだけ苦言。おまけのトークショーは最近流行りなのか。まあ観なきゃいいんだけど。あのホロッとされたラストの余韻のまま帰れば良かった。と、感じたけど。制作側にたってみると、、まあ、やるかな。オマケだもんな。久々に縁故無しでチケット買って観た芝居、次回作も観たくなった。まだまだ俺も捨てたモンじゃないぞ。