2012-06-07

ウディ・アレン監督「ミッドナイト・イン・パリ」(新宿ピカデリー)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

ウディ・アレンは、シャレの効いた夢のような夢を描くと、必ず佳作になる。「カイロの紫のバラ」「カメレオンマン」などなど。「おいしい生活」なんかも好きだなあ。でも、ご本人はあまり出演しない方が良いんじゃないか。脚本、監督、出演で成功(成立?)したのは、チャップリンとオーソン・ウェルズだけだ。北野武だって、きっと出ない方が良いぞ。誰かまわりにいる人、言ってやれ。言えないのか。殿にご忠臣は出来ないのか。ま、そーだろな。でも欲張っちゃダメだ。時々、「作、演出、主役」なんて芝居があるけど、恥ずかしくはないのか?と恐れ入る。自分で自分をどうやって演出してるんだろう。恥を知れ。恥を。以前はテリー・ギリアムの作品が、とても興味深かったのだけれども、最近は、ウディ・アレンの方が面白い。わかりやすいのが一番だ。年とったのか?

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大倉順憲

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