54才から67才までの女性6人が、ドーバー海峡横断リレーにチャレンジしたドキュメンタリー映画。女性は怖い。結束すると、尚怖ろしい。白は白、黒も白。赤も白にしてしまう傲慢とも云える決断力と判断力、行動力があると思う。男なんか比じゃない。映画は「何が彼女たちを、そうさせたのか?」そこんとこがイマイチ描かれておらず、もひとつ云わせてもらえば、1500円を払った映画観賞の醍醐味が感じられなかった。TVの特番でも良かったんではないかなと。こんなオバチャンたち、ふだんはオトナシイんだろうなあ。それが爆発するエネルギーの源になってるんではないか。
彼女たちが奥多摩の川で練習をしたら、あまりの水の冷たさに小鳥の様に震え、足がつり、顔面蒼白になっていたのに…反省会と称して、全員で居酒屋で生ビールで乾杯してたシーンがおかしかった。やっぱ呑むんだ。これがホントのエネルギーの源。