作:ニコラス・ビヨン/演出:宮田慶子
翻訳劇って、どうして『海外ドラマの吹き替え』の様なセリフ回しになってしまうのだろう。
<ジェームス>や<ピーターソン>を、<高橋>と<小林>にしちゃダメなのか。ダメだよな。
いろいろと権利問題があるンだろうな。
『精神病院の中で起こった事件の心理スリラー』と聞いて、期待していたのだが…
チラシのコピー『衝撃的な結末』も如何なものであったか。
この作品、映画化もされているらしいが、やはり『カッコーの巣の上で』のジャック・ニコルソン『バーディ』のマシュー・モディンに敵うだろうか。
役者陣が膨大な量の台詞をこなしているので、演出にもうひと工夫あっても良かったのでは。