いまさらながら観た。原作があるせいか話の骨格がしっかりしているので(他の河瀬作品に比べて観ていて安心するのだが。あ、全作観たわけではないけど)、メインキャストと脇の演技の質が違い過ぎると感じた。希林さんや永瀬、浅田美代子さん、市原悦子さん、とても文句言えないほど上手なのだけど、女子中学生3人組と希林さんの孫のナチュラル感と比べると、ハッキリ言ってクサく感じてしまう。まるで、ドキュメンタリーの映像を挿入したかのようだ。う~ん。シロウト演出するのは良い腕だけど、ベテランはもてあましてしまうのか。おまかせなのか。う~ん。今、公開されているのは、ジュリエット・ビノシュちゃんだぞ。どうなんだ。河瀬。一条英文科。開拓者精神を見せてくれ!