脚本:マキノノゾミ 演出:堤幸彦 9月21日ソワレ観劇。
まず、そんなにスペクタクルには感じなかった。宙吊りマトリックスアクションはあったけど。まあ、飛ぶんだろうなと予想していたし。幕開けで、いきなり主役を客席に降ろすのも如何なモンか。楽屋オチが多すぎ。舞台で「うんこ」「おしっこ」を連発するのは、関西の芸人さんのネタには多いけど、俺は個人的に拒絶、ドン引きする。「何が本物で、何が偽物なのか」というテーマにつながるのだろうか。わからん。そんな中でも、淀君役の浅野ゆう子さんが、意外にも台詞がハッキリと聞き取れて重みがあって熱演。カーテンコールのハジケ方との振り幅があってよかった。誰だか知らなかったけど、街娘役(?)でオッパイを揉まれてた田島ゆみかという女優さんが、印象に残る。調べてみると…ふうん。アミューズか。俺が知らなかっただけか。
プログラム3000円。小劇場の芝居観れるじゃねえか。蓬莱クンとこも観れるぞ。チケット12500円なんだから、何とかならんのかねえ。もちろん買ってないけど。ロビーに並んだ勘九郎の見舞花は、胡蝶蘭がズラーッと。「赤坂〇〇」「銀座△□」気をつけなさいよん。