2015-08-16
阪妻の「王将」より優れているのではないか。新国劇で長年上演されてただけあって、辰巳柳太郎の坂田三吉が素晴らしい。娘役の木暮美千代、そして香川京子の存在が群を抜く。またしても田中春男が良い。特に後半、関西名人位を捨てての勝負の説得シーンは、関西弁独特の持ち味を充分に生かせてあるので、ここだけ観かえすのも面白かった。ただ、ラストの弟子達の自動車事故は何だったんだろうか。舞台ではどういう解釈だったんだろうか。モヤっと感が薄く残るけど。ま、いいか。
投稿日:2015-08-16 13:04
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