大倉順憲さんの日記
-
2021
1月
30
-
マーティン・ロセテ監督 「43年後のアイ・ラヴ・ユー」(新宿ピカデリー)を観て。
俺の今年初映画。年頭に良い映画を観た。弘兼さんの「人間交差点」に出てくるようなネタだ。70才にして、ここまで女性を愛することが出来るのだろうか。ジイサンの回顧録だけなのか。俺の12年後は、どうなってンだろ。観ながら自問自答ばかりの90分だった。おお、まさに♪「永遠の嘘をついてくれ」だよ。拓郎!中島みゆき! 主人公の娘役、シエンナ・ギロリーが「バイオハザード」の頃より色っぺえ年増になっていて収穫。...
-
2021
1月
28
-
クリント・イーストウッド監督 「トゥルー・クライム」(DVD)を観て。
なんだか物足りないなあ。実際にあった事件を基にしているらしいけど、脚色せずに事実通りにやった方が良かったのではないか。撮影も2時間ドラマのようなアップばかりだし。イーストウッド、こういう無鉄砲で男前の役柄はこれがやり納めということだったのか。救いは、ラストに出てくるオモチャ屋の店員役の、ルーシー・リューよ!ああ、わが愛しのルーシーちゃんよ!
-
2021
1月
27
-
ジェイソン・ライトマン監督 「JUNO/ジュノ」(CX)を観て。
ああ、こんな良いのを見落としてたなんて。主役のエリオット・ペイジ。絶賛。こんな難しい役柄を…と思って調べたら、トランスジェンダーだったとか。なるほど。その後、パッとしてないのも、この役だけだったのか。「ベティ―ブルー」のベアトリス・ダルのようか。しかし、金八先生みたいな妊娠話、結末がイマイチだよなあ。もひとつ意外なる展開が欲しかったよなあ。
トム・マッカーシー監督 「スポットライト 世紀のスクープ」(DVD)を観て。
事実を基にしてある脚本だから成立したのであろう。カソリック教会は、どう反応したのか。後で調べてみるか。宗教家、いや、権力を持っている「先生」なんて呼ばれて図に乗っている奴らなんてロクな奴はいない。まあ、そう呼んでる方もバカだと思うが。アメリカ映画は、自分たちの恥部をこうやって晒してくれるのがいい。ちょいと下っ腹が出たマイケル・キートン。良いなあ。
-
2021
1月
16
-
クリント・イーストウッド監督 「パーフェクト・ワールド」(DVD)を観て。
見落としてた作品。やや猫背のイーストウッドの背中には、頑固で骨のある男のすべてが詰まっている。パーフェクトな脚本と演出。「親父の住むアラスカからの絵葉書」と「交換条の件がハロウイン」には泣かされた。いや、外さないなあイーストウッド。「硫黄島」と「星条旗」は別物だけど。
- 1-5/5