大倉順憲さんの日記
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2018
2月
05
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作:北條秀司 「喜劇 有頂天一座」(新橋演舞場)を観て。
2月4日。あ、北條秀司のホンなんだ。渡辺えりさんとキムラ緑子さんが、ガップリ四つに組んだ喜劇。初演は、水谷八重子御大だったんだ。それも観てみたかったけど、コミカルなところは、えりさんの方が上手いような気がする。小劇場出身の俳優陣がこうやって大舞台で頑張ってると、嬉しいし悔しくも感じる俺。ラストの緑子さんの国定忠治には、泣かされた。最近涙腺弱いなあ。
マーティン・マクドナー監督 「スリー・ビルボード」(新宿TOHOシネマ)を観て。
主演のフランシス・マクドーマンドとサム・ロックウェル絶賛。実話、いやホンモノの被害者が演じているかと思ったほどだ。あ、「ファーゴ」のオバサンか。脚本も凄い。悲惨な話の中にもコメディタッチのシーンがちりばめられている。ラストカットが良い。これでなきゃ、映画は!う~ん。唸らされる傑作。お見事。「愛」ってなんだ!?現代の西部劇だぞ、これ。
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