大倉順憲さんの日記
-
2016
5月
06
-
サム・メンデス監督 「ロード・トゥ・パーディション」(VHS)を観て。
トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウ…によるシカゴを舞台にしたマフィア映画。というコピーを見て「あ。なんでこんなの観てなかったんだろう」と悔いながら観たら、やっぱり以前に観てた。しかも、中盤ジュード・ロウが出てくるまでわからなかった。なんてこったい。もうモウロクかよ。俺。
-
2016
5月
03
-
モダンスイマーズ 「嗚呼いま、だから愛」(東京芸術劇場シアターイースト)を観て。
談志家元の「現代落語論」の言葉「落語とは業の肯定である」を思い出す。蓬莱クンの迷いの無い台本が潔い。前作の続編のような出来合い。ここまで女心を描けるのは、本当にスケベな奴だ。エンディングの後光の様なライティングに救いを感じる。アフタートークは、わざと観なかったけど、これって今の流行りなのか。終わった芝居についてゴチャゴチャ話すのは、居酒屋で良いんじゃないか。まあ、観てないのに言うのもなんだけど。
瀬々敬久監督 「64前編」(よみうりホール試写)を観て。
映画版のキャスティングを聞いて、「また佐藤浩市さんかよ」とは思ったけど、ラストの記者クラブでの演説は説得力があって満点。こりゃ後編を観たくなる。広報の紅一点が榮倉奈々なのが、イマイチよくわからん。64の亡霊に振り回され続けている、夏川結衣、永瀬正敏の病みぶりも良いが、吉岡秀隆クンの平静さの方に不気味さを感じる。記者クラブの記者たちのシーンがガッツが入っていて良い。無名の役者たちの存在感に、「仁義な...
片山真理 個展「shadow puppet」(秋葉原 3331 Arts Chiyoda 1F 3331 Gallery)を観て。
ああ、抱きしめたくなる。あのイビツな両脚、もしくは義足を模したクッションに。そして顔を埋めたくなる。俺ってやっぱりヘンタイか。どうも以前から、俺の不具者に対する感情の根源がわからない。見下しているのか?そこで何かのバランスを取ろうとしてるのだろうか。う~ん。
- 1-4/4