大倉順憲さんの日記
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2015
8月
28
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エリック・ブレヴィグ監督 「ヨギ & ブーブー わんぱく大作戦」(NTV)を観て。
ああ、これ東日本大震災の直後に公開予定だったんだ。内容は地震と関係無いけど、公開中止と。インフラ等を鑑みて。エライ!配給元!ワーナー! ヨギの動きが、声を担当してるダン・エイロイドにそっくり。CGもここまで出来るんだな。彼の情報をインプットしてるのだろうか。内容も子どもにもよくわかるフリと答え合わせで秀逸。
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2015
8月
21
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ケネス・エルヴェバック監督 「バレエボーイズ」(アップリンク試写)を観て。
「青春の夢と彷徨」は大好きなネタなんだけど、なんだか物足りない。そうだ「挫折」が入ってないんだ。といってもドキュメンタリーだから、無いものはしょうがねえよなあ。チラシのスチールは、構図といい表情といい、手前の女子といいバツグンだったんだけど。この後の彼等がどうなるかが面白いんじゃなかろうか。バレエを止めるのがいたり、プロになるのもいたり、失踪するのもいたりして。
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2015
8月
17
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終戦70周年企画 「ジジイ達の特攻隊」(シアターグリーン BIG TREE THEATER)を観て。
この時期にやる意志と意味はわかる。でも反戦を謳っていながら、逆に特攻隊を讃えているようにもとれた。ジジイ達は出撃しなければならなかったのか。そのまま飛んで逃げてしまうのが「勇気」ではないのだろうか。シャレで。芸人なんだから。カーテンコールで延々と説明されても弱る。感情過多になられるとドン引きした。あっさりとお願いしたい。 感動した、涙が止まらなかったという観客が多くいたというのだから、俺の方が偏...
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2015
8月
16
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伊藤大輔監督 「王将一代」(VHS)を観て。
阪妻の「王将」より優れているのではないか。新国劇で長年上演されてただけあって、辰巳柳太郎の坂田三吉が素晴らしい。娘役の木暮美千代、そして香川京子の存在が群を抜く。またしても田中春男が良い。特に後半、関西名人位を捨てての勝負の説得シーンは、関西弁独特の持ち味を充分に生かせてあるので、ここだけ観かえすのも面白かった。ただ、ラストの弟子達の自動車事故は何だったんだろうか。舞台ではどういう解釈だったんだろ...
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2015
8月
14
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小津安二郎監督 「東京暮色」(VHS)を観て。
再見。 冒頭の田中春男さんは、やっぱり良いなあ。ちょっとやさぐれた感じはなかなか出せないもんだ。何度観ても暗い内容だけど、飛び込み自殺する場面での藤原釜足の軽い味が救ってくれている。こういう俳優のポジションって大事なんだなあ。
深川栄洋監督 「先生と迷い猫」(新宿バルト9試写)を観れなくて。
開場10分後に受付に行くが、「満席の為、ご入場出来ません」との事。 試写状にこういう場合もあると書いてはあるが、俺と同じく入れない人が10数人はいた。 サバ読んで送ったんだろうけど・・・ちょっとなあ。
- 1-7/7