大倉順憲さんの日記
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2012
5月
30
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第11回 下北沢りゅう寄席 5月27日(日)
林家ぼたん「一目上がり」 「締め込み」 「佐々木政談」
Stir Splended Show Time~今宵あなたと~山田ヒトミLIVE(奥沢Piccolo Stanza )を観て。
5月26日(土)30年来の旧友のライブ。若い頃は演劇活動をしていたが、今はダンスと歌をレッスンし続けている彼女。店内は15.6人だろうか。満席というか、満タン。僕の席からは柱で死角になっていて、ステージ(というか店の隅)が見えない。OPの挨拶からフレンドリーにお客に話し掛けている。そりゃ、客の9分9厘、いや10割は彼女の顔見知りだからだ。楽器はエレピがひとり。以上。ハッキリ言って、全曲♭している。...
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2012
5月
12
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告井延隆アコースティック・ソロ・ライブ Vol.9(武蔵小山 Live Cafe again)
5月9日。19時半スタートのはずが、15分押してもまだ始まらない。40人ぐらいだろうか。満員の客のオーダー等を、店主がさばききれてないようだ。こういうのって、段取りが悪いだけなのだから、あまりねえ…と思っていたら、告井さんが、いきなり会場後ろのトイレから出てきた。センチメンタル・シティ・ロマンスのギタリスト。黒いTシャツにジーパン。トイレから登場してきたミュージシャンって、他にいたか?[SGT.ペ...
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2012
5月
08
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アクターズスタジオ・インタビュー「ロバート・デ・ニーロ」(DVD)を観て。
スタジオ副学長であり、俳優、講師も務めたMCのジェームズ・リプトンのテンポ良い司会っぷりが良い。編集もしてあるのだろうが、ゲストの呼吸に合わせた間髪入れずに出すクエッション。これも演技法を取得した上の技なのだろう。デニーロも「それはあなたが良く知ってるではないか」と苦笑いで答えるのが、二人の気持ちの良い距離感と関係性を分からせる。こんな授業がある演技学校、世界でも他に無いだろう。トーク番組の構成に...
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2012
5月
07
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ミシェル・アザナヴィシウス監督「アーティスト」(新宿ピカデリー)を観て。
主演ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ。噂のアカデミー賞5部門を撮った映画。監督も主演も、今まで知らなかった。簡単、簡潔で、予想通りのストーリー展開が良い。ジョン・グッドマン、そしてあのマルコム・マクダウェルが出ていたのは嬉しかった。あの「時計仕掛けのオレンジ」のリーダー役のだ。ずいぶん老けたものだけど、いぶし銀の味わいがある。映っているだけで良い。モノクロ、サイレントとは考えたものだ。CG...
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2012
5月
06
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ニコラス・ウィンディング・レフン監督「ドライブ」(新宿バルト9)を観て。
やられた。ただのアクション映画かと思ってみたら、究極の中の究極恋愛映画だった。主演のライアン・ゴズリングという俳優も知らなかったけど。爪楊枝をくわえてのポーカーフェイスが良い。でも、女の為に死ねるのか?男って。
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2012
5月
03
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平野勝之監督「監督失格」(DVD)を観て。
昨年話題になったにもかかわらず、見落としてしまった映画。 前半、AV女優と監督の、ただの不倫旅行ドキュメントかと拍子抜けしていたのだが、これは死と対峙するVTRまでの前振りだったのか。確かにキツイ。キツ過ぎる。それを自転車で走ることによって越えようとする平野監督。何故、日本映画界は彼のような求道者に作品を撮らせないのだ。つまらん芸人に撮らせるよりさ。
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2012
5月
01
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立川志らく一門会~二つ目昇進記念落語会~(渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール)を観て。
「三人旅」立川らく兵 「青菜」立川志獅丸 「千早振る」立川志庵 ゲスト・コーナー 森口博子 中入り 「長短」立川志らく ※「18分しか時間をもらってないんです」と言ってやった志らくさんの「長短」。ウマイ! 森口さん、この音響設備の中で・・・エライ!間奏を志らくさんのブルースハープ、ほぼアカペラで唄った「テネシーワルツ」いいぞ!
茂山千五郎家 動画撮り放題狂言会「お豆腐の和らい」(紀伊國屋ホール)を観て。
通訳:茂山逸平 ◇腰折 ◇無布施経 ■ダイジェスト狂言 ◇墨塗 ◇呼声 ◇文山立 ◇佐渡狐 何でも簡単に観られる時代になったからこそ、伝統芸能の狂言でさえ布教活動に勤しまなければならないのだろう。YOUTUBEで同時配信もやってたようだ。 狂言の入門にはちょうど良いカンジ。紀伊國屋で2000円というチケット値段にも、制作側の思いと苦労が偲ばれる。(...
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