バスキアは画家、芸術家。いわゆる天才。アンディーウォーホルにも気にいられちゃったハイパー凄い人。27歳で死去。天命を全うしたでしょ。。。僕はそう思うなあ。羨ましい限りだよ。
彼の絵画作品、すこぶる良かった。ストリートのエネルギーを芸術にまで昇華した作品と映画中の人物が称していた。バスキア本人の顔、目、話し方、佇まい、大変魅力的だった。映画中かかる音楽も良かった。ジャズ、ロック、ボレロ、、、ワクワクしたよ。
映画の構成自体はよくあるパターンだけど、実にしっかりしていて、観ていて飽きることは一切無かった。テンポがとても良い。偉そうですみません。でも、なによりも挿入されるバスキアの絵画が魅力的で、それを何枚も観れたのが嬉しい。いつか生で観よう。
インタビューされる知人、友人、恋人の面々もそれぞれ良い雰囲気を持っていた。ソニックユースのサーストンムーアが、バスキアが若かりし頃演っていたバンドの音を再現しているときには興奮したな。その音楽もいつか聴きたいな。もしかしたら、挿入曲で流れていたのかも。たぶんあの曲はそうだろう。間違ってたらすみません。
そして、編集に遊び心があった。それも飽きさせない要因だろう。繰り返されるラヴェルのボレロ。それに怒る若手画家発掘人の女性。編集の妙だね。楽しいね。
いやーーー、それにしても、僕のような凡人には出来ないハイパー羨ましい人生だよ。もちろん栄枯盛衰は必ずあるけど、作品のパワーは衰えなかったんだと思うな。なんたって今日、僕はエネルギーを貰えたんだもの。
エネルギーでも喰らえ‼‼