骰子の眼

cinema

東京都 中央区

2010-09-02 19:12


[CINEMA] アルコール依存症との戦い、そして家族との絆の再生を晴れやかに描く『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』レビュアー募集

戦場カメラマン鴨志田穣の自伝的小説を、名匠・東陽一監督が浅野忠信と永作博美を主演に迎え映画化。
[CINEMA] アルコール依存症との戦い、そして家族との絆の再生を晴れやかに描く『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』レビュアー募集
(C)2010シグロ/バップ/ビターズ・エンド

「来週は素面(シラフ)で家族と会うのです。きっとです。」…と言いながら、ウォッカを飲み気絶した男、戦場カメラマンの塚原安行。足早に駆けつけ「大丈夫。まだ死なないよ」と、彼の頬をさする女、人気漫画家の園田由紀。ふたりは結婚し、子供にも恵まれたが、安行のアルコール依存症が原因で離婚していた。10回の吐血、入院、そして暴力…なかなか断酒できず、自身も家族も疲れ果てていた。やがて嫌々ながらもアルコール病棟に入院する安行。しかし、そこでの個性的な入院患者たちとの生活や、医者との会話は不思議な安堵感を与えてくれた。家族の支えもあり、体力も心も次第に回復してゆくが、安行の体はもうひとつの大きな病気をかかえていた…。
病気や自分の弱さと向き合うことで、やっと見つけた"どん底での希望"。それは、信頼の絆で結ばれた家族のもとに、"心の居場所(うち)"に帰ることだった。"かたち"だけではない本物の"家族"を教えてくれる感動作。

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(C)2010シグロ/バップ/ビターズ・エンド

監督・脚本・編集は原作に惚れ込んだ巨匠・東陽一。ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した『絵の中のぼくの村』で、その名を知られるベテラン監督が、またひとつ名作を誕生させた。出演は、監督に「このふたりを迎え入れたことは、監督として最高に幸せだ」と言わしめた浅野忠信と永作博美。自分勝手だけど繊細で憎めない主人公を、日本映画界を代表する名優浅野忠信が、豊かな才能を惜しみなく披露し、圧倒的な存在感で演じきっている。永作博美は女優として鮮烈な輝きを放ち、"母"であり"妻"であることの、凛とした強さと、守るべきものがある弱さを見事に体現。そして、エンディングに高らかに響く、忌野清志郎の歌声は私たちの心に温かく沁みる。

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(C)2010シグロ/バップ/ビターズ・エンド

原作はアルコール病棟での壮絶な入院生活をユーモラスに描いた、鴨志田穣の自伝的小説。実際に鴨志田穣は治癒率が低いアルコール依存症を克服し、離婚した妻の漫画家・西原理恵子と子供たちが待つ"うち"に帰った。2007年にがんで亡くなるまでの約半年間を、家族と一緒に穏やかに暮らした。(以上、プレスより引用)



『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』
秋、シネスイッチ銀座テアトル新宿他全国ロードショー!!

監督・脚本・編集:東 陽一
原作:鴨志田 穣『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(スターツ出版刊)
主題歌:忌野清志郎「誇り高く生きよう」(NAYUTAWAVE RECORDS, A UNIVERSAL MUSIC COMPANY)
出演:浅野忠信、永作博美、市川実日子、利重剛、藤岡洋介(子役)、森くれあ(子役)、高田聖子、柊瑠美/
甲本雅裕、渡辺真起子、堀部圭亮、西尾まり、大久保鷹、滝藤賢一、志賀廣太郎/
北見敏之、螢雪次朗、光石研、香山美子
2010年/カラー/35ミリ/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/118分
配給:ビターズ・エンド/シグロ
公式ホームページ


試写会に計3名様ご招待

公開に先立ち、本作品の試写会を観て400~600字程度のレビューを書いて頂ける方、計3名様をご招待します。応募方法は下記から。(※当選された場合に必ず試写会に参加でき、レビューを書いてくださる方の応募をお待ちしています)

『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』試写会3名様ご招待
日時:2010年9月24日(金)開場17:30 / 開演18:00
場所:京橋テアトル試写室
(東京都中央区京橋1-6-13 アサコ京橋ビルB1)[地図を表示]

【応募方法】

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■応募締切:9月17日(金)15:00

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