ども、演出です。
今週は中々にてんやわんやでした(笑)
何しろ見学者だけで7人。
プラス、
久し振りにバルニーさんが遊びに来てくれたのです!!
バルニーさんは昨年の12月、十夢祭を観に来てくれた後、すぐに日本を発ちました。
映画の撮影でした。
ドバイとアブダビ。
4ヶ月間の長丁場です。
砂漠でも撮影したらしく、唇がカサカサになったと話してくれました。
いや~、
それにしても、この日のバルニーさんの格好ときたら!!
ピンクのYシャツですよ!ピンクのYシャツ!!
しかも似合ってるし!!
オイラ、
男でピンクが似合うなんて、
林家ペーさん
くらいしか知りませんよ(笑)
Σ(・∀・;)
オイラが着たら間違いなく「変態」か「イッちゃってる人」にしか見えないでしょうね。
自分に似合うものを知ってるって大切です。
オイラは・・・オイラは何が似合うんだろう?
今度研究してみよっと。
バルニーさんとは練習後に食事に行きました。
そこで様々な話をしました。
興味深いのはコラボレーションの話ですね。
YouTubeに何かアップすることが出来たらいいなぁと思います。
まずはアイデアを出さねば、ですね!!
あ、
あと・・・
お土産有難うございました!
( ´∀`)
美味しく頂きました!!
ダイエット中なのにビール飲みながら食べてしまいましたよ!
あんな殺人的に美味しいスパイシーなスナックをくれるなんて!
ガッツリ食べちまったぜ・・・。 orz
でも翌日からは再びちゃんと食事制限してますからね。
バルニーさんはまた映画の撮影に、CM撮影に忙しくなるようです。
オイラ達も負けていられません!
頑張らねば!です。
バルニーさん!また遊びに来て下さいね!!
それとは別に、美味しいカレーを食べに行きましょう~~!!
そして、
まだ入団してはいないので詳しくは書けませんでしたが、見学にお越し頂いた皆様!
お時間が有りましたら気軽に遊びに来て下さいね!!
また一緒にエチュードやりましょう!!!
さて今週の練習は、1幕を通しました。
通したといっても、台本を持ちながら一度作った段取りを追うだけです。
早く台詞を覚えて欲しいので、今回はこのように先に動線を作ってしまいました。
シーンを頭でイメージすることが出来れば台詞覚えは格段に早くなります。
活字だけではなくなりますからね。
動線を作ったにも関わらず覚えの悪い人は「動線すら頭に入っていない証拠」です。
そしてそれは、練習中に集中していない証拠なのです。
大丈夫ですか?
シーンをイメージしながら台詞覚えをしていますか?
話の流れを理解していますか?
今の内に考えられることは全て考えておいて下さいね。
たまひよ公演や十夢祭の時のように優しい演出じゃなくなりますからね。
もう1年以上オイラの演出を受けているのですから、何を考えなくてはいけないか分かるはずです。
以前のように「聞けば100%答えが返ってくる」なんて甘い演出はしませんよ。
初歩過ぎる質問は「自分で考えろ!」と一蹴する事でしょう。
あ、
新人さんは別ですからね。
オイラの演出をまだ受けたことが無い新人さんは何でも、どんな事でも聞いてください。
分かるまで何度でも説明します。
是非是非、ガッツリ甘えてください。
さて、今回の記事は最後に
大切な事
を書いておきます。
十夢の役者をやる上で大切な事です。
これは「凄く」大切な事なんです。
十夢で役者に求められる事は「一生懸命」やること。
本番だけでなく、当然練習から一生懸命やることが求められます。
これは演出としてのオイラの考えもありますが、何より、団長であるようこちゃんの考えです。
「下手くそでも良い。とにかく一生懸命やること!」
これが十夢のトップの考えなのです。
オイラが十夢で演出を続けているのは、元々自分で考えていた事と1,000%シンクロした考えだからです。
一生懸命以上にお客様の心を揺さ振る事が出来る武器があるでしょうか?
どんなに演技が上手くても、上手さだけでは他人の心は揺さ振れません。
一生懸命じゃなきゃ。
で、
「一生懸命やれ!」と言う言葉に「はい!」と返事をするのは簡単な事ですが、
んじゃ、お前「一生懸命ってどういう事だよ」と聞かれて答えられる人は何人いるでしょうか。
つまり・・・
十夢における「一生懸命」ってなんじゃらホイ?って訳ですよ。
余計な言葉を使用すると伝わりにくくなってしまうので、ダイレクトに答えましょう。
十夢における「一生懸命」とは、
それは、
その日、その時で最善を尽くす。
って事です。
最善は、「最善」です。
やれる事を、やるって事です。
例えば、
テンションが上がらない理由を「役が掴めていないから」と答える役者が居たとしましょう。
役が掴めていないから自信が無い。
自信が無いからテンションが上がらない。
そういうロジックのようです。
でもですね、
これは考え方が違います。
この考え方は、十夢で役者をやるべき者が考えるロジックでは無いのです。
単なる言い訳です。
役が掴めていないからこそ、せめて「テンションを上げる」んです。
テンションの上げ方はもう何度も教えてきました。
テンションくらい、どんな役をやったって上げられるモンです。
上手く出来ないなら、せめて今出来ることをやる。
それが「最善」って事です。
それが、一生懸命って事です。
何かが出来ないから、それに釣られて他が出来ないじゃありません。
何かが出来ないなら、出来る何かを探して、やる。
そうして出来ることを増やしていけばいいんです。
役が掴めないから大きい声が出ないなんてことは無いですよね?
だって発声練習の時に大きい声出してるんですから。
さてさて。
どのくらいの役者がこのブログを読んで、「一生懸命」の認識を改めるでしょうか。
何度も言いますが、
今回の10回公演は特別なのです。
以降は役者一人一人を大切にするいつもの芝居作りに戻りますが、ナンバリング公演は・・・10回公演は特別なのです。
たまひよ公演や十夢祭のような出来で立てる程、今回の舞台は甘くないのです。