2010-05-02

ティム・バートン『アリス・イン・ワンダーランド』(2010) このエントリーを含むはてなブックマーク 

Alice in Wonderland

監督:ティム・バートン
出演:ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ…
2010年/109分/アメリカ

GW中のファーストディだから間違いなく大混雑だろうし、周囲の前評判も芳しくなかったりで、何となく気が進まなかったにもかかわらず、無理して行ってしまったTOHOシネマズ六本木ヒルズScreen7(どうせならIMAXシアターに行きたかったんだけどね)。

え~っと、映画の話の前に、あの3Dメガネっていうのもっと改良されないでしょうか…とつくづく実感。あの装着感がストレスなのと、けっこう観難いのとで…参りました。。

あと、始まる前に『ペ・ヨンジュン3D』の予告編が流れて、場内がどよめきと笑いに包まれまして…wこれがアリス本編より笑えたのが印象的でしたね。

それから、いつものことながら映画館マナーの悪い人が多いこと(今回、近隣の方のニンニク臭にもやられました;)、いつもはエンドロールの途中でドヤドヤ帰る人が多いのに連休のせいか?観客がのんびりしていたこと…も印象に残りました。。

まあ、映画は予想通りと言えば予想通りだったのですが…

     * * *

19歳に成長したアリスが再びワンダーランドを訪れるお話になっています。

考えてみたら、これはディズニー映画なんだから原作に忠実に作ってもいいと思うのだけど、ティム・バートンは中途半端にちょびっとアレンジしているんですね。

しかも、ティム・バートンじゃなくちゃいけないって感じの映画にはなっていない。

これならば、テリー・ギリアムの『ローズ・イン・タイドランド』とかの方がギリアムのアリスになっていて面白かったと思う。。

確かに3Dならではの空を飛んだり森の中を進んだりする時のダイナミックな快感はあるし、もっふもふチェシャ猫は可愛らしかったけれど…

ああ、いつもは映画にやさしい私が珍しく辛口になってしまいそうな…(なってる)

やっぱり『第9地区』の後でこれを観ると、何だか心ここにあらず…な気分に陥るのは確かです。

(ごめんなさい、ティム!)

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中田 文

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中田 文

“今、ドキュメンタリーの編集にどっぷり浸かっていて、なかなかチェックできないし、webDICEのブログの仕組みもいまだよくわからないので、ほぼたまに日記状態ですが、どうぞよろしくです。”


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