2015-12-20

2015/12/16 練習 このエントリーを含むはてなブックマーク 

ども、演出です。

お久し振りの更新なのです。

現在オイラは執筆中なのですが、

実は、

それは十夢の新作を書いているのではないのですっ!

前回の十夢の公演・・・第10回公演を観に来て下さった東京のあるプロダクション様から、依頼を受けたのです。

台本を書いて欲しい。

そして、

演出をして欲しい。

さらに、

出演して欲しい。

フフッ。

憎い・・・この俺様の有り余る才能が憎いぜっ!!

なんつって。

でも「面白い作品を提供できたのだ」と自信にすることにします。

なので、現在は十夢の新作と、来年の4月に中野で公演する芝居の台本、2本を同時進行で進めているのです。

いえ、ぶっちゃけ十夢の新作は全然進められておりません・・・。

プロットの段階でSTOPしております。(;´Д`)

早く1本目を書き上げて取り掛からねば、ですね!

でも・・・オイラには自分の仕事もありますし、

チャレンジ公演の演出もありますし、

来年の3月、6月の公演に向けてのスケジュールも組まなくてはいけません。

幸いなことに3月のメンバー、6月のメンバーは皆で話し合い、色々頑張ってくれているので、オイラの負担は激減しております。

大変だとすれば・・・やはり来週に本番を迎えるチャレンジ公演・・・シェイクスピアチームですかね。

オイラは今回、今までのように役者を引っ張るような事はしないと決めていました。

やろう!

頑張ろう!

と元気付けたり、モチベーションを上げたり。

ああしろ!

こうしろ!

と尻を叩いたりすることを極力控えていました。

オイラの演出は、

自分で言うのも何ですが、

過保護です。

もう、新人の役者が「俺って上手いんじゃね!?」と勘違いしてしまうくらいに、過保護です。

しかし、

今後十夢の公演は人数の多さから「チーム制」になっていくと思うんです。

チームメンバーは公演ごとに毎回変わりますが、全員で一つの作品に携わることは無くなっていくと思っています。

つまり、今までの芝居の作り方では間に合わなくなるということです。

オイラは2016年以降の十夢の芝居の作り方を・・・十夢において、新しい芝居の作り方を模索しているのです。

これが出来るようになれば、役者は1年でより多くの芝居を経験できるようになります。

モチベーションを下げる事無く、本番を迎えられるようになると思うんです。

でも、期間を短くするからといってクオリティを下げるわけにはいきません。

十夢の良さ、十夢の特徴は絶対にブレちゃ駄目なんです。

ですから、

オイラは今、

シェイクスピアチームの役者を良~~~~く見ているのです。

現在、オイラの中で大よその線引きは完了しました。

「役者として舞台に立ちたいと思っている人は全員、誰だろうと立たせる」

とても大変な事ですが、オイラは今後もその考えを変える事はないでしょう。

ただ、

相性といいますか、熱度といいますか、覚悟といいますか、真剣の度合いといいますか、

上手い下手ではなく、

「役者としての心構え」の部分で差がある役者を同じメンバーには出来ないと思っています。

とはいえ、全てを丸投げしてしまうとえらいことになると思ったので、最低限度の動線と演出はしました。

これで失敗したら、当然オイラの責任です。

お客様から「交通費を返せ!」と言われたらオイラが実費で払います。

お客様から「土下座して詫びろ!」と言われたらオイラがその場で土下座し謝罪します。

満足いただけなかったお客様に、誠心誠意お詫びするしかありません。

その覚悟はありますが・・・

でも、最近、オイラの演出した事が、動きや台詞はオイラの指示通りなのですが、

タイミングやテンション、声のトーン、動きの早さが違っていて面白くないシーンが目立ちます。

多分、オイラが演出した「機微」を理解していないから、只やっているだけなのでしょう。

これも、いつものオイラだったら「機微を理解する」まで教えるんですけどね。

今回はやっておりません。

あ、嘘です。

今週の練習で少しやりました(笑)

とにかく、十夢は新しい芝居の作り方を見つけようと必死に足掻いている状態です。

その最初の一歩が「チャレンジ公演」です。

正しくチャレンジです。

船橋にお住まいの方で、興味を持って頂いた方。

無料公演ですのでご都合が合いましたら是非観に来て下さい。

クリスマスに「夏の世の夢」。

出オチですな(笑)

【チャレンジ公演】
2015年12月25日(金)

船橋・中央公民館
千葉県船橋市本町2-2-5
体育レクリエーション室
開演 19:00~

入場無料

最後に・・・

これは完全に身内へのメッセージで恐縮ですが・・・。

ただ、直接本人達に個別にメールを送ったり、十夢専用の掲示板に書いたりするよりも、このブログで書いた方が冷静に読んでくれるかと思い、ここに書くことにします。

今、十夢の役者として「不安」を感じている人。

今、十夢という団体において「居心地」の悪さを感じている人。

厳しいことを言うようだが、

それは全て自分のせいです。

自分の「弱さ」が招いたことです。

物事の本質をちゃんと考えていないアホな人は「弱い事は悪いことじゃない」等と言うでしょう。

でも違います。

ハッキリ言っておきます。

弱い事は悪いことです。

弱くて良い事なんて一つもありません。

弱さと優しさを混同する人がいますが、それは別物です。

弱くて良いなんて有り得ないんです。

でもね。

もし、今、君達が「変わりたい」と思っているなら、

「強くなりたい」って思っているのなら、

もう一度、新しい気持ちで十夢に「居場所」を作りなさい。

そして、十夢で学びなさい。

十夢って団体は役者を育てるだけじゃない。

「人」を育てる場所でもあると思っています。

それは例えば社会人としてのマナーかもしれない。

礼儀作法かもしれない。

コミュニケーションの取り方かもしれない。

愚痴のこぼし方かもしれない。

敬語の使い方かもしれない。

耐えたり我慢したりする事かもしれない。

人生においてとても・・・とてもとても大切な事を教えてくれる場所だと思っています。

それを望むのなら、「居場所」を作るのを手伝ってあげる。

変わりたいと思っていて、

十夢に居場所が欲しいと思っているなら、一緒に作ってやるから。

だから一つだけ約束して欲しい。

努力を続ける。

人はそんなに簡単に変われないです。

1ヶ月2ヶ月努力してみても、それは上辺だけ。

ってか、十夢って環境が継続してるんだから、上辺だけでも変われて当然です。

そうではなく、

例え団員がいなくても、新しい場所や組織でも、自分を見失わないで強く居られれば、それは変われたという事でしょう。

でも、

そうなるには年単位で時間が必要です。

それまでの自分を変えるのだから、それ相応の時間は必要になります。

十夢の良い所は、劇団なので、他人の人生を歩めますから、その時間を短縮できるって事です。

短縮したその分、

地獄を見るけどね。

それで逃げるヤツは知らん。好きにせい!

でも、努力を続けてさえくれれば、オイラ達は君達が変われるまでずっと応援します。

勿論、駄目な時は叱ります!

それでも、応援します。

ずっと、応援します。

暑苦しいくらい、応援します。

変わりたいと思っている仲間を、絶対に見捨てない。

大切な仲間は、絶対に見捨てない。

絶対に、絶対に絶対に見捨てない。

それが、十夢だってこと、忘れるなよ?

キーワード:

千葉県 / 船橋市 / 演劇 / 芝居 / 公演


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ozking

ゲストブロガー

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“劇団十夢は千葉県船橋市を活動の拠点とした劇団です”


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