2007年山形ドキュメンタリー映画祭で絶賛されたというこの映画。上映前に野本監督から挨拶があり、非常に若く、びっくりしました。でも映画を見て、若い監督だからこそ撮れた、実現できた映画なんだと納得しました。
映画を見ていて、日本人として非常に考えさせられました。そして島国日本、いいにつけ悪いにつけ、島国根性と言われますが、改めて認識するとともに、これからは変わっていかなければならないと思いました。
それにしても国を持たない民族は現実厳しいのですね。ほとんど知識のない私はあらためてその事実と扱いに愕然としました。
また強制送還の早いこと、そして送還されて監督が学校を中退してまで完成目指し、トルコへと旅立つ。そこでの話とトルコの現実にも私は驚きの連続でした…。
これ以上書いてしまうとこれから見る楽しみが半減するので書きませんが、とにかく若い監督の情熱と、ナンミンの事実!一見の価値があるドキュメンタリーです!