ども、演出です。
今週の日曜、16日は十夢の企画(身内)公演でした。
11/2の中央公民館で披露した「頑張れ!幸一君!!」と、
12/7に公演する「見上げれば」のスピンオフ作品の2本同時上演です。
・・・考えてみたら、
スピンオフを先に上演
ってのも変な話だな・・・。
この日は、大道具は大したものを用意しないとはいえ、照明・音響・効果音の準備が3時間しかありませでした。
大道具はおーちゃんに丸投げ。
柔軟に対応してくれたので、心配事が一つ減り凄く助かりました。
中央公民館の職員の方のご好意・協力の下、仕込みを何とか終わらせることが出来ました。
当たり前のように対応していたので団員の皆は気付いていないか、見落としてしまいがちですが、2本の照明プランを操作を習いながら作ってしまった団長は、やっぱり凄いと思います。
普通ならもっとアタフタするか、変にこだわって結局グダグダな照明になるかのどちからです。
それを、
実際に操作する人が操作できるように、
最低限の地明かりを作り、
且つ、演出の要望も最低限叶え、
全体的な見た目を揃え、
役者の顔をちゃんと取りつつ、
無理のないプランを組み立てることが出来るのは、
オイラは団長しか知りません。
オイラが団長を「漢(おとこ)」と言い切るのは、
この、
目的を明確に把握した上で
優先順位を誤らない所
なのです。
何をする為に、今、何が必要か。
もの凄いビジネスライクな考え方をします。
普段は「のほほ~ん」として、顔にハエがとまっても気付かないんじゃないかってくらいポヤ~っとしてますが、本番前日と、当日の彼女は正しく鬼神です。
十夢はスタッフが弱いので、どうしても集中力を照明などに分散させなきゃいけなくなりますが、団長が本当に役者だけに専念できるようになったらどうなるんだろう・・・と思います。
第10回公演は団長を主役に考えています。
その時には、団員皆が今よりも少し成長し、団長に役者だけに専念できる環境を作り、フルスイングの彼女を演技を見たいなぁなんて思ったり思わなかったり。
間違いなく、この日一番仕事したのは団長でしたね。
お疲れ様でした!!
んで、勿論、役者達も頑張ってくれました。
「頑張れ!幸一君!!」からは、団長、しずちゃん、せいかちゃん、しゅんき君。
「それは月夜に舞う華の如く」からは、たっし君、あかねちゃん、オイラが参戦。
2つの芝居はテイストが全く違い、一方は笑いのみの芝居で、もう一方はくら~い芝居です。
しかも、笑い→暗いの順で公演しましたからね。
お客様の中にはどんよりした気持ちでご帰宅された方もいらっしゃるかもしれません。
でも、それも含めて「伝わる芝居」です。
カーテンコールでほんの少しだけ、「救い」を作りましたしね。
12/7の十夢祭に対する期待になってくれると嬉しいな、と思います。
身内公演にも関わらず、多くの方が足を運んでくださったのは本当に嬉しかったです。
特に、「それは月夜に舞う華の如く」は、準備期間が少ない中でよく頑張ってくれました。
この日のたっし君は格好良かった!!
スピンオフを作った甲斐がありましたよ、本当。
そして、あかねちゃんも、オイラを信じて付いて来てくれました。
怒鳴ったこともありましたね。
嘶くんじゃないかってくらい首を「ブヒヒン!」と震わせたのを覚えています。
でも、やっぱり、あの練習があったから成長しました。
決して苦しいだけじゃなく、その先に、お客様の評価があったはずです。
あかねちゃんは今回で、新しい武器を手に入れました。
ただ、次の芝居でその武器を奮う機会があるかどうか・・・。
き、極力用意したいと思います。
でも、本当に、福寿をあかねちゃんにお願いして良かった。
あかねちゃん、本当に、本当に、ほんと~~~に、お疲れ様でした。
公演終了後、どうしてもアリスの事を考えてしまってハグしてあげられなかったけど、12/7が終わったら、この日の分も含めてあかねちゃんが引くくらいハグしてやるからな。
例え、
お前が、
それを望まなくても、な。
もし、
12/7以降、
ブログの更新が途絶えたら、
「あ、演出、あかねちゃんから訴えられたんだな」って思って下さい。
さてさて、
お次はいよいよ「十夢祭」。
今年最後の公演です。
祭じゃ!祭じゃ!!
です。