現在、中国・香港・タイ・台湾の旅に出ておりまして、小さなことから大きなことまで逐一ブログでアップしてます。今日あげた1記事をこちらにも転載しておきます。
http://yyyyyyy.exblog.jp/
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改めて、日本で被災された皆様にお見舞い申し上げます。私も旅のあいだの時間を少し削り情報収集していますが、物理的に離れた場所からでは感じ取れないこともあり、もどかしく空しく感じています。日本を出国したのが3月10日、翌日にはこの大惨事で、日本国内でこの時間を共有できないのがつらくはありますが、これも特別な経験になると信じ、5月下旬までアジアでいろんな事象を体験するべく旅を続けていきます。そして日本以外のアジアから見た日本を、私の感じ取れる範囲で紹介していければと思います。
香港ナビ:香港スターバックスは、3月18日午後3時から5時までの売り上げを、東北地方太平洋沖地震被災地の復興を支援する「World Vision Hong Kong(世界宣明會)」へ全額寄付することを決定。
http://www.hongkongnavi.com/special/5033357
私は3/16から香港にいる。たまたまチェックした「香港ナビ」で、上記のスターバックスのチャリティを知ったので、私もスターバックスに行ってみた。
私の宿泊している場所から一番近いスターバックスは地下鉄MTR 砲台山(Fortress Hill)駅出口向かいにある。午後4時前に到着してみると、スターバックスの外にものすごい行列。隣のバーガーキングの入り口をふさがないように列は折り返して2重に並んでいる。このピーク時には、ざっと80人ぐらいが並んでいた。私もその列に入り、ひたすら待つ。店内もコーヒーが出来上がるのを待っているお客で混雑。店員は、こんな大行列に慣れていないようで必死の様子。
1時間ぐらい並んだところでやっと私も注文することができた。10杯ぐらいまとめ買いしている人もいる。
この大混雑のせいで、コーヒーを受け取るカウンターには迷子になってしまったコーヒーが溢れていた。その数約20杯ぐらい。17時すぎにやっと落ち着き、この壮絶なイベントを終えた店員たちはカウンターの上の余ってしまったコーヒーで乾杯していた。
元々香港では女子学生のあいだで学校帰りのスタバが流行っているようで、女子学生も多かった。すべての人が日本への寄付のために集まったかどうかはわからないが異常な混雑だった。もっとも、翌日3月19日のスターバックスは至って平静だった。売上のみならずレジ横には募金箱も置いてあり、コーヒーを注文した後おつりを募金箱に入れている人も見かけた。日本人としてうれしい大混雑だった。
香港は、地下鉄の映像CMで普通に日本語が聞こえたり、バスの外装広告にも平仮名が使われているのを見かける。また、そこらじゅうにあるセブンイレブンやサークルKでは店の入り口にガチャガチャが置いてあり、バンダイの日本向けの中身の説明がそのまま使われていたりする。日本人が思っている以上に、日本のあらゆる情報は他国に広がっているようだ。