2014-01-27

寒い寒い2月、今年も渋谷で“北欧”を体感する。 「トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2014」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

早くも4回目となる今年も、“北欧映画の一週間”をはじめ渋谷各所で様々なイベントを開催します。

まずは渋谷区・大和田さくらホールにて開催のスペシャルイベント「北欧からの贈り物」。
最新音響設備を整えた700名収容のコンサートホールでサイレント映画の伴奏付き上映をお楽しみいただく、当フェスティバル史上最大規模のイベントです!

“北欧映画の一週間”は今年ももちろん渋谷ユーロスペースにて開催。

今回のラインナップ最大の目玉は、フィンランドが生んだ人気者『ムーミン』の作者、トーベ・ヤンソン生誕100周年記念上映です。

【北欧パノラマ】では、バラエティ豊かな北欧映画6作品をセレクション。
気鋭のデンマーク人監督によるアフリカ・ダイヤモンド闇市潜入ドキュメンタリー『アンバサダー』、ノルウェー史上最大の現金強奪事件を緻密に描いた実録モノ『NOKAS(ノカス)』の2本はスリリングなサスペンス要素が満載。

名作『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる『ベンヤミンの夏』と、馬萌え必至の『馬々と人間たち』の2本は、ヒューマンドラマの要素が色濃いアイスランド映画。
『旅人は夢を奏でる』が好評のミカ・カウリスマキ監督の劇場未公開作品『ファーザーズトラップ 禁断の家族』と、ルー・リードに憧れるロック少年のほろ苦い青春を描いた『ミス・ジーンズ・フィンランド』のフィンランド映画2本も必見です。

また【特別上映】として、ノルウェーのアクション・アドベンチャー作品『ラグナロク』を、
【アンコール上映】として昨秋の東京国際映画祭コンペ部門で見事さくらグランプリを獲得したルーカス・ムーディソンの劇場未公開作『リリア 4-ever』を上映します。
本作は育児放棄、児童買春などのショッキングな題材を含んだ“世界のトラウマ映画”とも評される衝撃作。主演少女の体当たりの演技、運命に翻弄されるヒロインの内面を繊細に捉えた監督の視点が光ります。TNLF誕生のきっかけともなった社会派青春ドラマの傑作を再びスクリーンで!

毎年恒例の【監督特集】では、スウェーデンの知られざる巨匠ヤン・トロエル監督をフィーチャー。
第二次大戦中ナチスに利用され、戦後はスケープゴートとして戦犯扱いを受けたノルウェーを代表するノーベル賞作家クヌート・ハムスンの非業の半生を描いた『ハムスン』と、
20世紀初頭のスウェーデンの港町マルメで、困窮生活を強いられながらも激動の時代を生き抜いた実在の女性写真家の一代記『マリア・ラーション 永遠の瞬間』を上映します。
まさに映画のような人生を生きた実在の人物を描く珠玉の名作2本です。

そして最後はもちろん、毎回多くのファンを魅了している柳下美恵さんのピアノ演奏付き無声映上映!
デンマークの古典的個性派監督ベンヤミン・クリステンセン第3弾として『復讐の夜』をお送りします。『魔女』『密書』に続き100年経っても色褪せないミステリアスな世界をぜひお楽しみください!

キーワード:

北欧 / ノーザン


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“今年も2月8日(土)より渋谷で北欧映画祭を開催します!”


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