2008-06-04

”昴”という漫画 このエントリーを含むはてなブックマーク 

 曽田正人の描く世界が好き。彼の描く漫画との出会いは「capeta(カペタ)」っていうモーターレーシングの世界を描いた漫画でした。こんなにも胸を弾ませ、涙を搾り取る漫画に出会えたことを嬉しく思ったのを覚えています。
 いつもの僕なら好きな作者がいれば、ほかに何か描いていないのかチェックするのだけれど、なぜかこの作品に限っては放置状態でした。しかーし!偶然にも出会いました。いや、必然なんでしょうね。週間”スピリッツ”を立ち読みしていると、なにやら見たことのあるタッチで描かれたクラシックバレーの漫画が載っていました。それが「昴」でした。
「うーん。ダンスなんてあまり興味ないかも」とはじめは思っていたのですが、何度か連載に目を通しているとどんどん引き込まれていくのがわかりました。きっとそれは表現の世界だから。いままで考えていた、”歌を使って作っていきたい空気感”に似たものが、ジャンルは違えどそこにあったから、よけいに引き込まれやすかったんじゃないかと思います。
 もう人生のバイブルの一つですね。自分もそんな風に心に訴えかけることの出来る表現が出来るよう努力していきたいと思うのでした。

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漫画


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“傷を隠さず、爪を隠して生きていこう と思ってはいますが……。主張してしまう未熟者”


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