2014-12-06

鳥ぶら vol.4を終えまして、 このエントリーを含むはてなブックマーク 

先日12月2日の、青山Last Waltzでの<鳥のぶらんこ もしくはギロチン>vol.4にお越しくださったみなさま、
このブログを読んでいらっしゃる方は少ないかも知れませんが、どうもありがとうございました。

目玉であった陰猟腐厭は、私は自分の出番の直前であったのでステージを最後まで見ていることはできませんでしたが、
その後、楽屋で聞いていた分には、私に取ってはなんだか懐かしい気分になる音でした。
なんせ、告知にも書いたとおり、彼らが今回新作を出したのは29年ぶりで!
ゲストの万城目純さんの踊りは、
ステージに出ていく前の楽屋で間近に拝見。
出ていく前からすでに動きが踊りになっていたところが、やっぱりダンサーさんです。

で、ギタリスト兼シンガーの水野寝地君はしばらく会わないでいたらなにかスッキリした感じになっていて、
「あれ? なんか感じよくなったね」(前がとりわけ悪かった、というわけでもないけど)
と言ったら、ほかにも何人かから同じことを言われたそうで、
やっぱり、本人も察していたとおり、野方を脱出したおかげのようです。
野方……あの地はいったいなんなのか……言われているような因縁ではない気がするし……今も謎のまま……。

それで、肝心の自分たちはどうだったのかというと、
一言で言ってとても楽しかった。
この夜は、冬里君の伴奏で私がスタンダードナンバーを歌うという試みになったのだけど、
冬里君と組むとどうしても遊びっぽくなりがちなものの、
彼のアクのあるピアノで、私の歌も若干アクのある感じになり、
ある意味では、歌い始めの頃の自分の声みたいでもあった。

で、いっしょにやった後は、そんなふうに歌わせてくれた冬里君に対して、
誰もが言うように「冬里君はスゴイ!」の思いしかなくなった。
いやもう、前日にスタジオに入った時から気づいていたけどね。
この人はスゴイよ、やっぱり。

しかし、昔は大嫌いだった彼となんで今はこうやって同じステージに立っているのかってとこが、
人生の謎だけど、私は予想外の人生を歩んできてしまったんで、
これもその予想外のひとつなんでしょう。

写真はたぶん、彼のピアノで『Fly Me to the Moon』を歌ってるところ、
いや、踊ってるようだが……。
撮影は、剛田武(Takeshi Goda)さん。

そう言えば、こちらにさる方により、live評が掲載されました。

『A Challenge To Fate』by Miro
http://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/4e47c1cda4a5a1ef9ec8ffd989f43efa

<鳥のぶらんこ もしくはギロチン>のvol.5は、
おそらく春頃に、同じくLast Waltzで行う予定です。

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Reiko.A/東 玲子

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“human/cat also known as Nyanko A 人間/ねこ。またの名をにゃんこA”


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