2015-11-20

まだ感動に間に合う!演劇集団キャラメルボックス『BREATH』 このエントリーを含むはてなブックマーク 

クリスマスまであと15日の東京を舞台に、男女15人が織りなす恋愛モノで、家族モノで、ファンタジーモノ。
とにかく贅沢で濃厚な2時間ッス。

http://www.caramelbox.com/stage/30th-5/

まぁ、ラストに向かって、
登場人物それぞれが交わっていくという展開は『ラブ・アクチュアリー』などでもおなじみだけど、
いやはや、ええ感じの仕上がり。

これから観劇できる人がうらやしいッス。
ワタクシもせめてもう一回観たい!!!

テーマソング=TUBEの書き下ろし新曲『Love In White』もええやん!

というわけで、演劇集団キャラメルボックス30周年の締めくくりにして、2015年最終公演『BREATH』。
神戸公演初日行ってきました。

キャラメルの全公演を観ているわけではないので、なんともいえませんが。
最近では、最も“笑い”が多く、最も“すすり泣き”が聞こえたです。

つまり、笑えて泣ける、自信満々でオススメできる舞台になってます。
演劇初体験の方でも問題なし。

劇団設立当初のコンセプト「暗転なし」を進化させた(?)場面転換は、
昔の芝居しか体験していなかったらビックリ。

登場する7組のカップルや家族などのエピソードの見せ方なんぞは「ウマイ!」と声あげます。

また、キャラメルファンにとっては、
はじめは「おお、キャラメルボックスの新機軸じゃないか!」なんて驚きとともにはじまるんですけど、
いかにも“キャラメル”らしい展開にほっこり。

30周年公演ということで、過去の作品に登場した人物や関係者、場所なども続々と登場。
セリフも「あのときのヤツだな」ってのがいくつかあったりして、ファンなら感涙もの。

ここで泣けたセリフなどもご披露したいところですが、まだまだ公演は続くので、またとしましょうか。

いちお印象的だったのは、15年前、92年前、35年、39年ぶり、3週間前……などなど時の流れを実感させられるセリフがとても多かったこと。
それでなくても、30周年(神戸公演は25周年)公演ということで、時の重みを感じる舞台でしたが、時間=タイムを感じさせたら日本一ですな。

常に挑戦、未来は変えられること(間に合わないことはない)、そして、温かい気持ちを毎回教えてくれる公演でした。

※画像は終了後の「撮影タイム」から昆虫博士・菅野良一氏(最近のキャラメルは、スマホ・タブレット限定で撮影タイムがあるのですー)。

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中元文月

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中元文月

“2019/6/28 ひさひざに神戸で『タイタニック』を語ります! http://eede.me/kobe/”


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