2010-06-09

パパタラと行く「森でおどれサマーキャンプ!2010」開催のお知らせ このエントリーを含むはてなブックマーク 

P.A.I.では毎年恒例の、夏合宿が今年もやってきます。

「森でおどれサマーキャンプ!」は、4泊5日間の合宿形式のワークショッ プです。
人里離れた森の中で、超自然に囲まれながら、からだに関する様々な
ワークショップを行ってゆくのですが、これがまた。本当に未知 の体験なのです。

いま日記を投稿している事務局Yも、昨年初めてサマーキャンプに同行しました。

夏合宿自体は、P.A.I. (パパ・タラフマラ舞台芸術研究所)創設以来毎年行われているのですが、
新人Yは、なぜにパパタラの皆さんがそこまで夏合宿にこだわるのか、は て?と思っておりました。
どうしてわざわざ山の中にまでいって、ワークショップ(授業)をおこなうのか。
長時間やりたいだけなら都内のス タジオでいいじゃないか、と思っておりました。
ましてやシティー育ちのYは、自然環境に恐怖すら覚えていたので
何時間もかけて、山の中ま でゆく意味がまったく分からなかったのです。

しかし、長野県の某所にたどりつき、5日間PAI生とパパタラメンバーと
ワークショッ プ生のみなさんと講師と過ごした後、私の感覚は、がらりと変わりました。

どう変わったのかということは、本当に言葉では語り尽くせません。
も ちろん、宗教的な何かや、自己啓発的な何かが行われたわけでもないですし、
ましてや私は事務局として同行したので、ワークショップも十分に体験し た訳ではありません。
それでも、あきらかに、自分の中の何かが変わったと感じました。
それは例えばみえる物の色や、聞こえる音、においや 触るものの触感が
変わったということが一番他者と共有しやすい表現かもしれません。
でも、そんなたかが5日間で何もかも全て変わる訳もな くー。
変わったのは世界ではなく、自分自身のほうでした。

ワークの内容は、ストレッチやコンタクトインプロビゼーション、
ボ イスパフォーマンス、などさまざまですが、どのワークでも
今自分がいるその環境を感じとる所からはじまります。
すると、普段自分がいかに 閉鎖的で孤立した存在であったかがみえてくるのです。
そして同時に存在することそのものについての思いが巡ります。
ここに立っているとい うこと、或は寝転がるということ、息をすること、歩くこと、走ること。私は、生きて、ここにいるのだ、ということ。
それらが脳内を駆け巡り、身体 中の感覚という感覚を開きます。
そこからはじまるワークは、都市部のビルの中のスタジオ内で行われるそれとは明らかに違いました。

な にやら、熱く語ってしまいましたが 汗
本当に今年のサマーキャンプも楽しみにしています。

ぜひ、皆さんもご参加ください!
47000 円と、決して気軽に出せる金額ではないですが、
夏の時期、中途半端なレジャーに出かけるよりよほど有意義ですっw
いろいろな方とお会いで きることも楽しみのうちの一つです。

詳細、お申し込みはこちらからお願いいたします◎
http://pappaws.exblog.jp/

パ パタラは、新作スウィフトスウィーツ@せんがわ劇場に向けて邁進中!
さまざまなあたらしいプロジェクトも立ち上がる予定です◎
おたのしみにー!

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