2020-05-23

山形国際ドキュメンタリー映画祭の冊子「映画批評コレクティブ2」に、拙作『ぽんぽこマウンテン』の批評が2本掲載されており、PDFで読むことができます! このエントリーを含むはてなブックマーク 

山形国際ドキュメンタリー映画祭の冊子「映画批評コレクティブ2」に、拙作『ぽんぽこマウンテン』の批評が2本掲載されており、PDFで読むことができます。評者はインドネシアのアユ・ディア・チュンパカさんとフィリピンのヴァージル・S・ヴィジャヌエヴァさんです。

アユ・ディア・チュンパカ「子ども、トランポリン、そして日常の一時的な関係」50〜57頁。
ヴァージル・S・ヴィジャヌエヴァ「音から見えてくるもの」58〜61頁。
http://www.yidff.jp/pub/pdf/film-criticism-collective2.pdf
https://www.yidff.jp/pub/pub2.html

二人は、2016年11月にフィリピン・ミンダナオ島で開催されたサラミンダナオ・アジアン映画祭の映画批評ワークショップの参加者です。サラミンダナオ・アジアン映画祭については、シネマトゥデイの「ぐるっと!世界の映画祭」の記事をお読み下さい。https://www.cinematoday.jp/page/A0005386

冊子(無料)をご希望の方は、山形国際ドキュメンタリー映画祭東京事務局までお問合せ下さい。
http://www.yidff.jp/contact.html

Two critical essays on Takayuki Yoshida's film PONPOKO MOUNTAIN (2016), appeared in the second volume of "Film Criticism Collective" issued by the Yamagata International Documentary Film Festival in Japan, are available in PDF. They are written by Ayu Diah Cempaka from Indonesia and Virgil S. Villanueva from the Philippines.

Ayu Diah Cempaka “Kids, Trampoline, and a Dairy Temporary Relation” pp.50-57.
Virgil S. Villanueva "By Way of Sound” pp.58-61.
http://www.yidff.jp/pub/pdf/film-criticism-collective2.pdf
https://www.yidff.jp/pub/pub2-e.html

They were participants of the Film Criticism Workshop held at the Salamindanaw Asian Film Festival in the Philippines in November, 2016. Regarding the festival, please see Takayuki Yoshida's report in the Japanese cinema journal CINEMATODAY. Sorry for no English but you can enjoy some photos. https://www.cinematoday.jp/page/A0005386

Please contact with the Tokyo Office of the Yamagata International Documentary Film Festival if you would like to get a free copy of this volume. http://www.yidff.jp/contact-e.html

吉田孝行作品『ぽんぽこマウンテン』
(撮影・編集:吉田孝行/2016年/10分/HD/16:9/白黒)
日本のとある公園に設置されている白い色のエア遊具。雪山のようなトランポリンであり、その上で子ども達は、ぽんぽこ飛び跳ねて遊んでいる。曲線のあるユニークな風景の中で、無邪気に遊んでいる子ども達の姿を、動画と静止画の組み合わせで表現したモノクロの映像作品。「子供心を失った者は、もはや芸術家とはいえない」という彫刻家コンスタンチン・ブランクーシの言葉に着想を得て制作された。

【吉田孝行プロフィール】
1972年北海道生まれ。映画美学校で映画制作を学ぶ。ドキュメンタリー専門誌「neoneo」の編集に携わる。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(森話社)、『躍動する東南アジア映画』(論創社)など。映画とアートを横断する映像作品を制作、これまで30か国以上の映画祭や展覧会で作品を発表している。近作『ぽんぽこマウンテン』(2016)が、20か国以上の映画祭に選出されている。イラク北部クルド自治区で開催されたスレイマニヤ国際映画祭2017で審査員を務める。近作『タッチストーン』(2017)が、ジョグジャカルタ国際ドキュメンタリー映画祭、パルヌ国際映画祭、イスタンブール国際実験映画祭など、10か国以上の映画祭に選出されている。近作『モエレの春』(2019)が、インドのコルカタ国際映画祭、近作『アルテの夏』(2019)が、イタリアのラチェノドーロ国際映画祭などに選出されている。

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【関連記事1】http://www.rudaw.net/english/culture/03102017
【関連記事2】http://www.cinematoday.jp/page/A0005386
【関連記事3】https://jp.sputniknews.com/opinion/201611042976112/

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吉田孝行

ゲストブロガー

吉田孝行

“映像作家。これまで世界30か国以上の映画祭や展覧会で作品を発表している。近作に『タッチストーン』『エイジ・オブ・ブライト』『ある日のアルテ』『ある日のモエレ』など。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』など。”


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