2023-05-19

『ユリイカ』2023年1月臨時増刊号『総特集ジャン=リュック・ゴダール』に「六八年のゴダールとマルケル」という論考を寄稿しております。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

『ユリイカ』2023年1月臨時増刊号『総特集ジャン=リュック・ゴダール』に、吉田孝行「六八年のゴダールとマルケル」(526-533頁)という論考を寄稿しております。
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3767
https://note.com/yoshidafilms/n/n687b8ae3b920

今から50年以上も前のフランスに映画で革命を起こそうと真剣に挑んでいた二人の映画作家がいました。ジャン=リュック・ゴダールとクリス・マルケルです。『ベトナムから遠く離れて』や『シネトラクト』で協働/共闘した後、それぞれジガ・ヴェルトフ集団とメドヴェトキン集団で活動し、政治的闘争の一時代をともに駆け抜けたジャン=リュック・ゴダールとクリス・マルケルの二人の映画作家の足跡を辿っております。

拙稿はともかく、70人近い豪華執筆陣と573頁に及ぶこのボリュームは『ユリイカ』史上最大だと思いますので、永久保存版としてぜひご購入のうえお読み頂けると幸いです。

クリス・マルケルについては、『neoneo』3号の小特集「Unknown Marker:知られざるクリス・マルケルの世界」に、吉田孝行「クリス・マルケル小伝」(67-69頁)という文章も寄稿しております。こちらもどうぞ宜しくお願い致します。
http://webneo.org/archives/11118

【吉田孝行プロフィール】
1972年生まれ。映画美学校で学び、東京フィルメックスで働く。映画とアートの境界を問い直す実験的な映像作品を制作、これまで世界30か国以上の映画祭や展覧会で作品を発表している。近作に『ぽんぽこマウンテン』(2016)、『タッチストーン』(2017)、『ある日のアルテ』(2022)、『ある日のモエレ』(2022)など。アジア各地の映像作家がコロナ禍の日々をテーマに撮り下ろしたオムニバス映画『エイジ・オブ・ブライト』(2021)に日本から唯一の作家として参加した。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(森話社 2016)、『躍動する東南アジア映画』(論創社 2019)など。

【Website】https://takayukiyoshida.jp
【Blog】https://note.mu/yoshidafilms
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吉田孝行

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吉田孝行

“映像作家。これまで世界30か国以上の映画祭や展覧会で作品を発表している。近作に『タッチストーン』『エイジ・オブ・ブライト』『ある日のアルテ』『ある日のモエレ』など。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』など。”


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