2018-02-27

山形国際ドキュメンタリー映画祭の冊子「映画批評コレクティブ2」に拙作『ぽんぽこマウンテン』についての批評が2本掲載されています。@yoshidafilms このエントリーを含むはてなブックマーク 

山形国際ドキュメンタリー映画祭の冊子「映画批評コレクティブ2」に吉田孝行作品『ぽんぽこマウンテン』についての批評が2本掲載されています。評者はインドネシアのアユ・ディア・チュンパカさんとフィリピンのヴァージル・S・ヴィジャヌエヴァさんです。冊子のPDFダウンロードが可能になりました。
http://jfac.jp/culture/news/n-yidff-film-criticism-collective/

アユ・ディア・チュンパカ「子ども、トランポリン、そして日常の一時的な関係」50〜57頁。
ヴァージル・S・ヴィジャヌエヴァ「音から見えてくるもの」58〜61頁。
http://www.yidff.jp/pub/pdf/film-criticism-collective2.pdf
https://www.yidff.jp/pub/pub2.html

お二人は、2016年11月にフィリピン・ミンダナオ島で開催されたサラミンダナオ・アジアン映画祭の映画批評ワークショップの参加者です。サラミンダナオ・アジアン映画祭については、シネマトゥデイの「ぐるっと!世界の映画祭」の記事をお読み下さい。https://www.cinematoday.jp/page/A0005386

冊子(無料)をご希望の方は、山形国際ドキュメンタリー映画祭東京事務局までお問合せ下さい。http://www.yidff.jp/contact.html

Two critical essays on Takayuki Yoshida's film PONPOKO MOUNTAIN (2016), appeared in the second volume of "Film Criticism Collective" issued by the Yamagata International Documentary Film Festival in Japan, are now available in PDF. They are written by Ayu Diah Cempaka from Indonesia and Virgil S. Villanueva from the Philippines.

Ayu Diah Cempaka “Kids, Trampoline, and a Dairy Temporary Relation” pp.50-57.
Virgil S. Villanueva "By Way of Sound” pp.58-61.
http://www.yidff.jp/pub/pdf/film-criticism-collective2.pdf
https://www.yidff.jp/pub/pub2-e.html

They were participants of the Film Criticism Workshop held at the Salamindanaw Asian Film Festival in the Philippines in November, 2016. Regarding the festival, please see Takayuki Yoshida's report in the Japanese cinema journal CINEMATODAY. Sorry for no English but you can enjoy some photos. https://www.cinematoday.jp/page/A0005386

Please contact with the Tokyo Office of the Yamagata International Documentary Film Festival if you would like to get a free copy of this volume. http://www.yidff.jp/contact-e.html

吉田孝行作品『ぽんぽこマウンテン』
(撮影・編集:吉田孝行/2016年/10分/HD/16:9/白黒)
「ぽんぽこマウンテン」とは、日本のとある公園に設置されている白い色のエア遊具のことである。雪山のようなトランポリンであり、その上で子ども達は、ぽんぽこ飛び跳ねて遊んでいる。本作は、曲線のあるユニークな風景の中で、無邪気に遊んでいる子ども達の姿を、動画と静止画の組み合わせによって表現したモノクロの映像作品である。作品の冒頭に引用される「子供心を失った者は、もはや芸術家とはいえない」という彫刻家コンスタンチン・ブランクーシの言葉に着想を得て制作された。

【吉田孝行プロフィール】
1972年北海道生まれ。映画美学校で映画制作を学ぶ。東京フィルメックス2014でアジアの映画人材育成事業「タレンツ・トーキョー」のコーディネーターを務める。ドキュメンタリー専門誌「neoneo」の編集に携わる。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(森話社)など。近作『ぽんぽこマウンテン』(2016)が、世界18か国の映画祭に選出されている。イラク北部クルド自治区で開催されたスレイマニヤ国際映画祭2017で審査員を務める。新作『タッチストーン』(2017)が、12月にインドネシアのジョグジャカルタで開催された国際ドキュメンタリー映画祭フェスティバル・フィルム・ドキュメンターで世界初上映される。

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【関連記事1】http://www.cinematoday.jp/page/A0005386
【関連記事2】https://jp.sputniknews.com/opinion/201611042976112/
【関連記事3】http://www.rudaw.net/english/culture/03102017
【関連動画】https://www.youtube.com/watch?v=a0MmTd94kZ4

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吉田孝行

ゲストブロガー

吉田孝行

“映像作家。これまで世界30か国以上の映画祭や展覧会で作品を発表している。近作に『タッチストーン』『エイジ・オブ・ブライト』『ある日のアルテ』『ある日のモエレ』など。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』など。”


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