※多少ネタバレ含みますので、ご注意ください。
主人公は、愛する妻を交通事故で失った男。
しかも、その妻は妊娠していた。
つまり、主人公は妻と同時に子供も希望も失ったのだ。
これだけで、すでに泣ける展開……。
そのなか、主人公は不本意ながらも、タイムマシン(クロノス・スバイラル)を開発する部署に異動し、物語がはじまる。
そうだ、彼はほぼ未完成のタイムマシンを使って、39年前にタイムスリップすることになる。
いうまでもなく、妻の交通事故を防ぐため。
もちろん、当時はまだ“愛した妻”は生まれていない1970年代。
そこで、彼は彼女が生まれるまでの歴史を見守る。
ただ、ひたすら……見守る。
生まれてからもその成長を陰ながら見守る。
それが39年も続くのだ!
ただ見守るだけ……ツラすぎる。
しかし、主人公の男は歳をとり、末期がんで余命わずか。
交通事故の当日まで命があるかどうか。
そこで“愛する妻”を交通事故から救うため、あることをするのだが……。
もちろん主人公も生活しなければいけないわけで、
波瀾万丈の39年を暮らすことになる。
いうまでもなく、見守るだけなので、ずっと片思いみたいな感じ。
これって壮大な片思いの物語なのかもしんない。
ちなみに初演は、2008年で当時の主人公は上川隆也さんでした。
DVD発売中。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00189WVG8
https://www.youtube.com/watch?v=Ds1KhtTCPZE
同じオタ男子として、上川隆也好きですが(インタビューのときはアニメとゲームのハナシばっかしてた)、当時はピンと来ず。
2016年の阿部丈二主演版のほうが演出なんかも含めてハマった。
先に「フォーゲット・ミー・ノット」を見たからかな?
泣けるぞ〜。
★『きみがいた時間 ぼくのいく時間 2016』ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=uiO5f3GWxHo
★演劇集団キャラメルボックス
http://www.caramelbox.com
http://www.caramelbox.com/stage/double2016/
※個人的覚え書き・草稿ですので、随時書き直します。
※画像は、2008年初演版DVDです。