なんか勢いで、阿佐ヶ谷で新しい企画を始めることとなりました。
先月、FACTORYの「原色音楽室」に行ってから、
一度MANUELの音で踊ってみたいな～と思っていたものの、
8月には母国に帰ってしまう（確か）という彼とのliveを、
今からどこにブッキングしたらいいんだ、と思って、
その思いだけを抱えながら心の街路をうろうろしていたら、
地元にできたばかりで気になっていた、
おっきな鳥の絵の描いてあるガラス張りの喫茶店が、
ある晩、liveの客でにぎわっているのをたまたま見かけ、
ここ、liveもやることにしたんだ～と思って、
後日、ふらっと店に入っていったら、
ブッキング担当のマルタさんは知り合いの知り合いで同じくミュージシャンで、
すぐに空いているところに予約でき、
MANUELとのdance決行が決まったのでした。
で、ついでにここで一回だけliveするのもなんだし、と
当面、企画をシリーズ化してみることにしたのでした。
シリーズ化するにあたって、
最初企画タイトルを、私を引き寄せた鳥の絵にちなんで
「鳥と投身自殺」にしようか（なんでそうなる。いや、自分にだけはわかるけれど）とも思ったのだけど、
それじゃ誰も来ないのがわかり切っていたので、
いっしょけんめ自分を抑えて、
「鳥のぶらんこ」というカワイイものにして、
「鳥（アーティストや聴衆）が気ままに飛んできて、
ぶらんこ乗ったり、くぐったり、停まったまま動かなかったりしててもいいような、
いささか遊び場みたいな空間を作りたい！」
とかマルタさんにもっともらしい趣旨を説明しておきながら、
ある晩、同じこの店でニコニコしながらliveをしている、
これまた別の人たちを、やっぱりガラス越しに外から眺めていたら、
突然、心の中のなにかがぷちっと切れて、
タイトル改題だー！ となり、
「鳥のぶらんこ、もしくはギロチン」になってしまったのでした。
あっ、ぶらんこだー（らーん！）と思って飛んできた鳥が、
うっかりしていると撃ち殺されてしまうこともあるような場所にしたいです。
とはいえ、このシリーズはLunatic Scopeとは違って、
いわゆるノイズからは少し離れて、
もう少し、知らない人がふらりと入ってきやすいもの、
歌ものとか、弾き語りとか、そういったものを集めたいとは思うのだけど、
言ってる自分が、やりたいと思い込んでいるものと、
実際に自分が向かってしまうものとの間にかなり矛盾したとこがありそうだから、
この先、どうなるかはわからないな～。
しかも、発端はMANUELと踊る場の確保だったから、
初回はちょっとノイズ・エレクトロニカ寄りです。
ということで、早くも今週の日曜日！
＜鳥のぶらんこ、もしくはギロチン＞vol.1
7月18日（日）＠阿佐ヶ谷にぎやかな風
open/start 18：30/19:30
1000yen + drink代（ソフトドリンク400円～・グアバジュースとかあるよ）
出演者：
Manuel Knapp（electronics） + Reiko.A(dance)
http://www.manuelknapp.com/
http://www2.odn.ne.jp/astro/reiko_a.html
オーストリアのヴィジュアル・サウンドアーティストManuel Knappの
ハーシュな音塊に乗って、Reiko.Aが踊ります。
黒田将行 from 元我堂（朗読）
http://www.gamgado.com/
黒田さんは、同じく阿佐ヶ谷で、
人の集まるアートスペース「元我堂」を運営する、工作技能と知識にあふれたみみずく兄さん。
今回は、『遠野物語』の朗読に兆戦。
どうアレンジするかが見もの、聞きもの。
RADIOS (DJ HOL-ON + SPIRITJACK)
http://www.meroro.com
マルタさんや宍戸幸司さんなどといっしょに、
「彼岸」をやっている平野哲也さんの新ユニット。
にぎやかな風info.
http://nigiyakanakaze.com/pg94.html
杉並区 阿佐ヶ谷南 3-56-1
03-3330-5255
駅からすぐ！ 歩いてみたら、改札から250歩なかった！
ここはほんとに小さなかわいい喫茶店で、
このシリーズは、誰でも気軽にのぞきに来れるように料金も安めに設定しているので、
よかったらぜひ、次の日曜日は阿佐ヶ谷にいらしてみてください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ところで、Reiko.Aの今月のTabelaでのタロットスケジュールはコチラ。
↓
http://www.webdice.jp/diary/detail/4443/
