おとといはこの季節にしては暖かく、仕事もなかったので、
風は強かったけれど、昼前から吉祥寺に出かけて井之頭公園をわずかばかり散歩してきた。
ゆうにもう、2年半も足を踏み入れていなかったが。
園内では紅葉がちらほらと見られ、
足元にも茶色く変色した枯れ葉が散乱していて風情があったけど、
改めて散策してみると、なんだかちょっと整備され過ぎた感じ。
ベンチが増えたのは便利かもしれないけれど、
まるでこじゃれた都会の公園みたいになってしまって、
少し野性味に欠けるかな。
昔は井之頭公園といえば、
秋ともなれば、もっと林の中に紛れ込んだような気がしたものだが。
それに、あの弁天様はどうしたんだろう。
やたら仏像が増えて、花も飾られているが、
あの社の裏には、確か蛇神様(蛇の置き物)があったはずなんだが……。
しかも、半分ぐらい歩いただけで、腰に痛みを覚え、臀部にも妙な疲労感が。
これはまずい、と焦りながら公園を立ち去る。
写真は橋の上から撮った、枯れ葉の散った池と紅葉。