2017年10月1日(日)〜10月7日(土)にイラク北部クルド人自治区のスレイマニヤで開催されるスレイマニヤ国際映画祭にドキュメンタリー部門の審査員として招待され、現地に行くことになりました。
http://www.slemanifest.com/
http://www.slemanifest.com/juries-2/
https://www.facebook.com/Slemani-International-Film-Festival-308460419322389/
スレイマニヤ国際映画祭は、昨年から始まった映画祭で、今年で2回目。今年の映画祭のドキュメンタリー部門には、インターナショナル・コンペティションに20本、ナショナル・コンペティション(イラク、イラン、シリア、トルコのクルド映画)に8本の作品が選出されています。
ドキュメンタリー部門のほか、長編劇映画部門、短編部門、学生映画部門などもあります。映画祭全体では、世界100か国以上から7,000本以上の作品の応募があったそうです。昨年の映画祭の様子はこちらの映像をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=mCFHaLE3h9M
https://www.youtube.com/watch?v=BFfnVeVfIKM
https://www.youtube.com/watch?v=vhST6V6M41I
スレイマニヤ大学とイラク・アメリカン大学スレイマニヤ校が映画祭の主な会場のようですが、スレイマニヤ大学には映画学科もあります
http://art.univsul.edu.iq/FAR-Depts/department-of-filmmaking
くしくも現地では9月25日(月)に独立の是非を問う住民投票が実施されますので、近々のクルド情勢にもぜひご注目下さい。
http://www.news24.jp/articles/2017/09/23/10373351.html
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3159258.html
【吉田孝行プロフィール】
1972年北海道生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。映画美学校で映画制作を学ぶ。山形国際ドキュメンタリー映画祭2011でヤマガタ映画批評ワークショップに参加。東京フィルメックス2014でアジアの映画人材育成事業「タレンツ・トーキョー」のコーディネーターを務める。日本で唯一のドキュメンタリー専門誌「neoneo」の編集に携わる。共著に『クリス・マルケル―遊動と闘争のシネアスト』『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』など。『ぽんぽこマウンテン』(2016)が、国際映画祭など、世界17か国、21の国際フェスティバルに選出されている。新作『タッチストーン』(2017)が公開待機中。イラク北部クルド人自治区のスレイマニヤ国際映画祭2017に審査員として招待されている。
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