ご無沙汰しております。
次の公演に向けて新たな行動を移している団長です!
今回あえてこのタイトルにしたのは、演出からの発表もありましたし、ホームページ上でも大々的に載せているので今更だとは思ったのですが、団長自らあらためて発表する!
今回に限りこれは団長のケジメだと思ったのです(*´`)
だって、私が「こんな直近で再演なんて絶対にやりたくない!」って言ったら、きっとこの我が儘は十夢ではまかり通ってしまうと思うのです。いえ、「思う」ではなく絶対にそうなんです。
再演に対し最初はノリノリでした。私は前回の本番で「衣伏」という役になれなかった。
リベンジの機会がもらえるなら、何がなんでもやりたい。
実際前回の本番はお客様からの評価も高かったし、観に来たくても時期的に来られないお客様もたくさんいました。
それと、本当は3月には新作メンバー以外でもう一本新しい事をする予定でしたが、現実的に考えてクオリティの低いものしか作れないとの結論に達しました。
だったら!!と再演の話にたどり着いたのですが、いざ本当に再演を考えた場合、いろんな不安がよぎりました。
まず第一に主役である月影役のあっさんが、新しい道に進むため退団が確定していたこと。
第二に新作チームはさすがに次の作品に向けて練習を始めなければならない為、スタッフも含め、団員の半数が月光チームから抜けてしまうこと。
とはいえ、本番は全員出る為、本番近くには新作の練習を一時中断して月光の練習に参加してもらわなければなりません。
第三にある意味成功という形で、そして、やりきった公演をもう一度直近でやるというのは、モチベーションを上げてやるにはメインキャストにとっては実はかなり大変だということ。
第四に月光のメインキャストにも付いていなく、新作にも参加しないメンバーが数人いるという事。
この子達のモチベーションを維持するのはメインキャストよりももっと大変です。
前回は台詞が無い役だったけど、今回から台詞をもらえた役者はまだそれをモチベーションにする事ができます。
月光の本番直近前後に新しく入った新人さんについては役がもらえるだけでも満足して欲しいと思います。
今は頑張って十夢の芝居がどういうものかを体験してもらわなければならないので、モチベーションどうこうの話ではなく「いいから一生懸命やりなさい」という話なので、心配はしていません。
一番の心配は、新作にもメインキャストにもついていない前回と同じ出番・同じ台詞量の役者。
練習に来てもほとんど自分の出番が無く終わってしまうことだってあります。
上記の事を思うと、なかなか踏ん切りがつきませんでした。
むしろ今までは周りがどうするか悩んでも「いいからやろうよ」か「それはやめよう」と即決タイプだった私が、どうしても決断を下せずにいたのです。
でも、代表者がそんな状態ではダメですね。覚悟を決めて「やる」と決断し、年明けの練習時に皆に発表しました。
団員の反応についてはまた別の機会に話せればと思いますが、結果、誰一人として反対する事なく、文句も言わず、ただただ受け入れてくれました。それはもしかしたら反論の術を知らないだけなのかもしれませんが…。
でも結果がそこにはあったのです。
なのに、私が迷っていてはいけないのです。素直に受け入れてくれた団員達に対して失礼なのです。
なので、このブログを通して、敢えて今、宣誓です。
4月23日(日)「月光を継ぐもの」再演!前回よりも更に『伝わる』公演にします!
団員の皆!残り時間耐えてください!
そしてお客様!楽しみにしていてください!
そして私は、もうちょっとブログの更新を頑張ります(^^;)