よいお天気だったしねえ。
産土神さん→スサノオノミコトさま→近所のお稲荷さん、というたまたま去年と同じルート(いや、今後はこれが定番ルートかな)。
やっぱり、自転車ではなくて歩きで、だった。
たとえ時間はかかっても、歩かないとなんだかつまんないんで。
とはいえ、お稲荷さんにまで回るにはもう少し近道もあるはずなのだが、
近道を取ろうとすると、絶対道を間違えるだろうことが予想できたので、
駅を回っての簡単な道から行ったけれど、
実はこのお稲荷さんには表参道からではなくて、横から境内に入ることもでき、しかもそのほうが断然近いのに、
毎回毎回、その横から入る道がなぜかわからなくなってしまう(ほんとに、なぜ!)。
それで今日は、その横から入る道が見つかれば幸先いいってことにしよう! と先に自分の心の中で決め、
横に筋が現れるたび、注意深くのぞき込みながら歩いていったが、
もう一筋先まで行ったら、毎度のごとく見落としたってことになるところまで来てしまったので、
ええい、じゃあもうここで曲がってみよう、とちょっと戻って知らない横合いに入っていったら、
今まで気がつかなかった、お稲荷さんの裏口のようなところに出くわした。
それで、ここからでもいいかってことで、
そこから境内に入って、参道のほうに行って、脇にしつらえてある手水で手を清め、
本殿、祠、と順々にお参りをすませ、
近頃はここでおみくじを引くようにしているので、
このお稲荷さんのおみくじの書きっぷり(お告げっぷり)はやたら厳しいんだが、と思いながらも、
今年もこりずに引いてみたら、「吉」。
ふうん……「中吉」以上のおみくじしか引かないという自信のある(思い込んでいる)私が、
ここでだけはそれより下を引いてしまうという私にとっては恐るべき神社なのだったが、
ようやく本調子に戻ったのらしい。
それで気をよくし、ここのお稲荷さんは楽しいな~と思いながら、
また入ってきた裏口から出て、元来た道まで戻ったが、
そこは四つ辻になるわけなので、はた、と立ち止まり、
道を間違えないようにしなくっちゃ……え~と、こっちだ、と、
目印となる医院の位置から推測して、自分の来た道を歩き始めたが、
すぐに、あれ、ここで橋なんかあったっけ……となり、
違った、あっちだ、とまた道を引き返し、
なんでこんな簡単なとこで道間違えんだー!? で、
新春早々、毎度のごとくお稲荷さんに"かまわれて”しまったようです。
ああ、以前はお稲荷さんに接触したからといって方向音痴になることなどなかったのに……(涙)。
写真はそこではなくて、産土神さんのほうのお狐さん。赤い前掛けを新調してもらったみたい。