「電球が切れる」という感覚を、もしかしたら今の子供達は知らないのかもしれないと思う。照明家の美しいLEDの色彩マジックや、自分が美術の一環として照明も扱う中で、LEDにも良さはあると実感する一方、白熱球の灯の揺らぎの奥深さはLEDではけして到達できないという確信がある。
今度12/10上演の吉田篤弘「針がとぶ」は、電球がキーワードです。
「電球が切れる」あの微かな音は、きっと聞き逃しちゃいけないたぐいの音なのだと思う。
▼吉田篤弘「針がとぶ」中公文庫▼
http://www.chuko.co.jp/bunko/2013/11/205871.html
【公演詳細はコチラをご覧ください▼】
http://www.art-kouba.com/roudokusha/vol13.html