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  • ロウドクシャさんの日記
  • 2016年11月

  • 1-5/5

ロウドクシャさんの日記

  • 2016

    11月

    27

  • つむじ風食堂の夜

    さて12月10日に上演する吉田篤弘「針がとぶ」ですが、稽古は順調に進んでおります。                   吉田篤弘さんという作家、根強いファンが多い作家である一方、「はじめて聞く名前だわ!」という方も多いのではないでしょうか。 吉田篤弘さんの代表作といえば、           「つむじ風食堂の夜」 という小説です。 2009年に 篠原哲雄さん監督、八嶋智人さん...


  • 2016

    11月

    21

  • 聞き逃してはいけない音

    「電球が切れる」という感覚を、もしかしたら今の子供達は知らないのかもしれないと思う。照明家の美しいLEDの色彩マジックや、自分が美術の一環として照明も扱う中で、LEDにも良さはあると実感する一方、白熱球の灯の揺らぎの奥深さはLEDではけして到達できないという確信がある。                             今度12/10上演の吉田篤弘「針がとぶ」は、電球がキーワードです。 ...


  • 2016

    11月

    20

  • “さらり”の効力

    吉田篤弘さんの「なにごともなく、晴天。」を読み終わりました。   物語も終盤の184P。 「時間のせいで、どれだけ人間がすり減ってきたかしれない。」 小学校から大学まで、時間割の意味がまったく理解できなかった私には涙が出るような台詞です。 もちろん、時間割のその機能や理屈は十分に解っているのですが、四角い枠の繋がりにしたがって授業を受け行動している自分にも周囲にも、言いようのない気...


  • 2016

    11月

    19

  • ポケットに言葉を

    中学2年生のころから、当時一番好きだったとある作家の影響を受けて、 【自分の辞書を作る】ことを続けてきました。 最初は大学ノートに、大人になってからは無地のハードカバーのノートに、本や映画で気になった言葉、ちょっとしたビラのイラスト、雑誌の印象的な写真、気に入った文章から思いつきの造語まで、ルールも規則性もなくギッチリ書きつめ貼りつめ、空白にはイラストを描き。 何年か一度気が向くと、内容...


  • 2016

    11月

    18

  • 空白を小脇に

    vol.13になる朗読者 in KAWAGUCHI公演の作品は、 吉田篤弘さんの「針がとぶ」(中公文庫『針がとぶ』所収)です。 吉田篤弘「針がとぶ」新潮社刊の単行本 “ものすごく有名”ではないかもしれませんが、ファンの多い作家さんであると思います。 かく言う私もその一人。基本的に大好きな作家の作品しかやってきていない「朗読者」ですが、今回はその思いも一入。上演許可をいただけたことに、こ...


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ロウドクシャ

ゲストブロガー

ロウドクシャ

“文学の四次元化を目指しています。”