中学2年生のころから、当時一番好きだったとある作家の影響を受けて、
【自分の辞書を作る】ことを続けてきました。
最初は大学ノートに、大人になってからは無地のハードカバーのノートに、本や映画で気になった言葉、ちょっとしたビラのイラスト、雑誌の印象的な写真、気に入った文章から思いつきの造語まで、ルールも規則性もなくギッチリ書きつめ貼りつめ、空白にはイラストを描き。
何年か一度気が向くと、内容を吟味しきれいに書き直して改訂版を作ったりもしてきました。 誰に見せることもありませんが、今ではそのノートたちが私の表現の現場で非常に頼もしい味方になってくれています。
12月10日に上演する「針がとぶ」の著者・吉田篤弘さんも、
「若い人は積極的にポケットに気になる言葉を入れておくことです」
と何かのインタビューでおっしゃっています。そうすることが、ひらめきや発見につながるのだと。
それを読んだとき、“ね!”と肩を叩かれたような気持ちになり、いやまだまだ足りてないんだとも感じて、頭の中が妙にむずがゆくなりました。
吉田篤弘さんの作品は、どれもキーワードがとても魅力的です。
今度の「針がとぶ」のキーワードは。
電球・LP・詩人・日記・ポークパイハット!
妙味際立つ鍵言葉の向こうに、どんな物語を想像しますか?
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【公演詳細はコチラをご覧ください▼】
https://roudokusha.blogspot.jp/2016/11/in-kawaguchi-vol13.html
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