2016-05-29

第11回公演「月僕」本番前 このエントリーを含むはてなブックマーク 

ども、演出です。

本日、5/29(日)は十夢の第11回公演の本番です。

十夢初の千葉市公演です。

慣れない環境で団員一同てんやわんやです(笑)

でも、それが楽しい♪

今年は公演ラッシュなのですが、

その先陣をきるのは、恐れを知らぬ若者3名。

我らが福団長・・・

たっし君!!

そして、

毎回練習中に相方のたっし君を「キュン死」させてる魔性の女・・・

ゆきちゃん!!

そしてそして、

メンタルがシャーペンの芯並みに弱いクセに理想が高くてアワアワしてる姿がカワイイ・・・

ゆかちゃん!!

この三人が十夢の2016年をスタートさせます。

来年は十夢が大きく変わる予定でして、その為の大切な大切な第一歩です。

「月僕」は過去に三回ほど公演してますが、正直あまり良い思い出はありません。

ぶっちゃけると、もう再演したくない台本でした。

んでもね。

「いいかな~~」って(笑)

この三人ならいいかな~~って思ったんですよね。

まだまだ下手くそな役者です。

演技力なんて呼べる大層なモノは持ち合わせてません。

才能は間違いなくありますが、「これから」の役者です。

でもですね、

オイラにとっては

「やれる」「やれない」じゃなくて、

「信じる」「信じない」が大切な中で、

演出のオイラを信じてくれる事だけは疑わなくていい三人は、上手い役者よりも安心して任せられるんですよ。

月僕チームは当初、三人で芝居を作ってもらってました。

オイラが他の公演の演出に専念していたもので。

本格的に演出を始めたのは今年に入ってからですかね。

その時点で一通り通せるようになっていたのですが、オイラが目指したい方向性と微妙にズレていたので、台詞の修正からやりました。

オイラはいつも役者の言いやすいように語尾を変える事を了承してますが、あまりにも変えすぎてしまい、キャラが変わっちゃってたんです(笑)

キャラが変われば当然芝居の方向性も変わります。

そういうもんです。

で、台詞を修正することによりキャラを正し、方向性をオイラの理想に戻し、細かい駄目出しをしていきました。

演出からの駄目(指示)出しっつーのは、所謂「ルール」だと思ってます。

役者にとっては堅苦しい以外のナニモノでもないでしょう。

でも、そのルールは「お客様を楽しませる為に必要なルール」です。
(演出にお客様を楽しませる力が無いなら、その演出には才能が無いので、役者は早くその演出から離れるべきです。)

オイラは、

役者には、

そのルールを身体に落とし込み、

ルールの中で
好き勝手遊んで欲しい

と思っています。

それが出来れば、本番は奇跡のような素晴らしい芝居をする事が出来るでしょう。

そして、

たっし君なら、
ゆきちゃんなら、
ゆかちゃんなら、

それが出来ると信じているのです。

本当に毎回の事ですが、オイラにもっと知識があれば・・・多くの言葉があれば・・・より良い芝居をさせてあげられるのにと思います。

オイラは間違いなく「普通の演出」ではありませんから、

オイラが求める事は、

きっと普通ではないのでしょう(笑)

いや、本当に申し訳ない(大笑)

4月にやった「新宿銀次」のプロの役者達ですら

Σ(゜Д゜)?

(;´_ゝ`)?

( ; ゜Д゜)?

(;゜∀゜)?

って顔してましたからね。

本当に自分の「伝える力」の無さを痛感します。

そして、自分の求めることの特殊性を痛感します。

が、演出ってーのはそーゆーモンだと思います。

別にオイラは「演出の正解」を求めている訳では無いので。

まぁ、そんなこんなで変態演出の無茶振りに耐え続けてきた役者の舞台です。

より良いものを求め続けてきた芝居です。

より多くの方に観て頂きたいじゃないですか。

このブログをご覧の皆様!!

どうか29日。

駅から遠い会場ではございますが、足をお運び頂けませんでしょうか。

本当は演出が言うことじゃないと思います。

いえ、むしろ演出がいっちゃいけないことなのかもしれません。

でも頑張り続けた役者達に、多くのお客様の前で芝居させてやりたいんです。

勿論それだけの価値ある芝居が出来ていると思っています。

どうか29日。

どうか!!

5月の最後の日曜日。

オイラ達と一時を過ごして頂けませんでしょうか。

よろしくお願い申し上げます。

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『月は今日も僕を見ている』

劇団十夢 第11回公演
2016年5月29日(日)
南部青少年センター
最寄り駅:JR蘇我駅 東口徒歩15分
千葉市中央区白幡1-3-16
開場 13:30~
開演 14:00~
入場無料

[あらすじ]
広告代理店に勤める新井圭太は 3日前より霊体験をしていた。
相談に現れた霊媒師の麗樹は少々インチキくさい。
圭太には霊の正体に心当たりがあるという。
10日前に恋人の優香を事故で失っていたのだ。
そして、麗樹が霊との交信を始めるが・・・。

「相手の姿が見えるということ。」
「相手の声が聞こえるということ。」

それは実はとても素敵で、
とても大切なことなんです。

会場地図は下記URLをご覧ください。
http://tomu.tv/img/tsuki20162.jpg

十夢ホームページ
http://tomu.tv/

キーワード:

千葉 / 劇団 / 公演 / 芝居 / 船橋


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ozking

ゲストブロガー

ozking

“劇団十夢は千葉県船橋市を活動の拠点とした劇団です”


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