お金がなくて半年以上行きつけの美容院に行っていなかった間に、
台湾リスさん(*)が店舗移動でいなくなっていたが、
よほどそのあたりでは奇人・変人扱いされているらしく、
きのうは美容院で、もうその店舗にはいない台湾リスさんの話題になった。
彼が以前私の髪を扱いながら話してくれたことからすると、
おそらく、牡羊の数えで24度になんらかの星があると思われるが、
話の内容からすると、その対極の天秤24度のような気もする。
彼が独特なぼよよんっぷりで披露してくれたオカルトなネタは、
実家には蛇神様がついているだの、
法事の時に仏壇を見ていると、家族みんなの前で仏壇の模様がみるみる変わっていくだの、
もっと若い頃(今も若いが)、あまりにも恐ろしい写真の写り方をしてしまったことがあるので、
その時にはさすがにお坊さんにお払いをしてもらっただの、
他人の話として聞く分には十分おもしろいものだったが、
そのほかにも、実家の屋根に人体の一部が落ちていたことがあったとかで、
(「えっ、それって警察もんじゃ?」と思わず聞き返した)
この人の人生どうなってんのかな、と思わないでもなかった。
ただ本人はひたすらみょ~んとしているだけなので、
単に海王星が妙な位置にあって、妙に作用しているだけなのかも知れない。
ところで彼と、私の長年の担当美容師さんとは、
ここ数年、じわじわ肉がついていくばかりだったので、
二人ともこのままメタボ道一直線かと、内心ではなくはっきり口に出して心配していたのだが、
担当美容師さんに限っては、その私が半年以上顔を出さなかった間に意を決してダイエットをしたそうで、久しぶりに会ったら見事にムダ肉がなくなっていた。
しかし、台湾リスさんがその後どうなったかは知らない。
台湾リスさんのことはこれまでmixiに書いていたのだが、初めてwebDICEで書いてみた。
(*)台湾リスさん
行きつけの美容院にいた美容師さん。
ある時、髪の毛を台湾リスみたいな色に染めていて、それが非常に美しく見えたの
で、 どうやって染めたのか聞いたら、
まずブリーチしてから紫色にし、それからブラウンに染めるのだ と聞かされて、
肌の弱い私にはできそうにない、とまねするのはあきらめた。
しかしその時から、私の頭の中で彼は台湾リスさんになった。
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