は、昨今は11日にするのが一般的だそうだが、
今日が産土神さんとこのお焚き上げ(どんど焼き)だったので、今日にした。
ふだんはお供え餅は特に飾らないけれど、
たまたま年末に手頃な大きさのものが投げ売りになっていたのを手に入れたので
(こんな話ばっかですね)。
しかし、縁起のために包丁を使わずにかち割るというのはどう見ても無理そうだったので、
ぐいっと刃を入れて切った。
それから小豆を煮て、おしるこを作ったものの、
買った小豆が新豆のせいか豆の風味が強く、
自分が知っているつもりのおしることは違って、豆汁みたいな味わいだった。
しかも、あらかじめお供え餅形に形成されて
(ケースから出してみたら、上下が最初っからくっついていた!)、
プラスチックに今日まで閉じ込められていたようなお餅ではやはりいただけない。
この手のものは鏡開きの日までにカビが生えないのだけは利点だけれど、
お餅としてのおいしさに欠ける。
というわけで、残ったおしるこをおいしくいただくためにもいいお餅を買い直さねば。
とか言ってるより、今日は成人の日だったのだね。
どうりで、出かけたら振り袖姿の女性を何人か見かけたわけだ
(この寒いのに~。袖口から入り込む冷気が感じられてこっちまで寒くなる)。
私が若かった頃、市区町村に祝ってもらおうなどと思ったこともなかったけれど、
あれはいったい二十歳になった人の何割ぐらいが参加しているのだろうかね。
なんて、ほんとは産土神さんのところのことについて書きたかったのだけれど、
精神病扱いされると困るのでこらえたら、こんな文章になりました。
節目なき現代の日常で、成人を迎えた方々が今日という日をよき節目にできますように。
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